幻冬舎文庫<br> ゴリラはいつもオーバーオール

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幻冬舎文庫
ゴリラはいつもオーバーオール

  • 著者名:渋谷直角【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 幻冬舎(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344424654

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内容説明

レジ横でターンテーブルをまわすコンビニ店員の異様な情熱、スティーヴィー・ワンダーのものまねをしながら文化祭のステージ上で火を噴いた友人の狂気――。何気ない日常に潜む、バカバカしくも愛おしい、イビツな人々のエピソードが満載! 先入観や思い込みを捨て、何かに「気づくこと」の楽しさと大切さを再認識させてくれる珠玉のエッセイ集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyanlay

17
図書館の新刊コーナーにあって、何気なく手に取ってパラパラと読んでみたら、まえがきで笑わせて貰いました。ドイツが成増とか、矢田亜希子はイトコじゃないとか。図書館と言う場所を忘れてしまいそうだったので、ちゃんと家に帰って読みました。この著者の事、知らなかったけど好印象。2016/05/14

miu

13
渋谷氏、好き!この一言につきる。出会いは同僚くんの机のうえ。カバーなしでぼろぼろの文庫本を発見。おもしろいの?くだらないよ!じゃあ貸して。で読み始めたら、なんだこれ。めちゃくちゃおもろいやん。それもそのはず、あのマガジンハウスのライター。サブカルてんこ盛り。ほぼ同年代。くだらない、はサイコーの褒め言葉。出てくる人たちもいちいちおもしろい。辛いことがあっても、結局コークで流し込めば問題なし。ほら、サイコーの文章でしょ。これさえ読めば、もうあれだよね。。。(余韻を残す)2018/09/10

岡本匠

12
この人は初読。ふざけたような楽しい感じのエッセイ。エッセイに登場する人物が本当に実在するのか?とか、こんな奴おらんやろ!とかはどうでもよくて、多分、それに近い事が著者の前に集まって来るんだろう。みつばち古書部という古本屋で購入したのだけれど、帯が中に挟み込んであって、「もう可愛すぎ‼︎」と書かれている。そんな内容だったっけ?よく読むと、全然関係ない阿川佐和子訳の「クマのプーさん」の帯だった。⁇2018/04/29

ゲバオ

12
コラムニストの直角さんのエッセイ。はじめて知った方ですがとにかく笑いました。なんか表現がいいですね!「本宮ひろ志タッチの顔になった」とか「ドラクエなら話しかけると戦闘になってしまう風貌」とか「ペンギン村の住人か!」とか。後半は自伝的な内容なのですが、彼女にふられ傷心しているときにコンビニの有線から流れるミスチルの曲で泣いてしまうシーンでの「ミスチルの曲で泣くような大人になるとは思わなかった。自分が情けなくなった。」のセリフにはなぜか笑ってしまった。ミスチル好きなのに…2016/05/26

さく

11
のっけからニヤニヤが止まらず。あの頃、買っているだけでちょっと周りと違くなれた(と自分では思ってた)リラックス、あんな風に作られていたんだなぁ。2016/05/28

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