内容説明
家事が苦手で、いつも家が散らかっている。感情がコントロールできず、すぐにカッとなってしまう。人づきあいが苦手で、集団に馴染めない。子どもをどう愛していいかわからない。これらに思い当たる方は、本書を手にとってみてください。あなた自身が発達障害を抱えている可能性があります。発達障害を抱えた人が母親になると、母親に求められる家事のやりくりや家計の管理、親戚やご近所づきあいなどのいろいろが苦手で、それが大きな負担になってしまいます。子どもとの愛着関係が結びにくいなど、子育てに影響することも多くあります。本書では、自分の発達障害に気づかず、なんだか生きづらいと感じている母親の方々が、自身をよく知って、もっとラクに幸せに生きるためのヒントをお伝えします。1章 なんだかうまくいかない母親たち/2章 女性の発達障害には特徴がある/3章 家族の関係がこじれるとき/4章 もっとラクに生きるには 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
113
★★★誰がって以前に、私自身が発達障害なのでは?そう思わずにはいられませんでした(・∀・;)片付けが苦手、感情的になりやすい、集団に馴染めない…。更年期も感じてます。発達バランスが完璧な人間なんて居ないでしょうが、それでもやっぱり当て嵌る所ばかり。少しゆとりを持って、視野を広げて…深呼吸して。少しの信頼と誇りを、自分に捧げる(笑) バランスは悪いですが、それも私と思えました…2016/03/25
たまきら
48
読み友さんの感想を読んで。「子どもの発達障害に」気づかない母親の本ではありません。「自分自身の発達障害に」気づかない母親の本です。ADHD部分に書かれていることはほぼすべて私に当てはまります。集中力は諸刃の刃で、よく言えばエネルギッシュ、悪く言えば他が一切できない性質は、仕事だけしていた時は役立ちましたが母親というマルチタスクをこなすことが求められる現場では最初本当に大変でした。自分が夫や周囲の人々とともに手探りで確立したことがたくさん書いてあって嬉しくなりました。2023/08/08
カッパ
17
私は随分と前から自分のおおもとには発達障害があると思ってました。子育てや家事がどうしても負担になる。人間関係でのストレスなどからそう思ってたのです。(子供の頃のエピソードからも)不注意優勢型ADHDというのが女性には多く見られるとあり、母もそうであること。私もそうであると強く思いました。助けを求めながらやっていける。いいところもある(純真だったり、発想力があるなど)そこにも目を向け子育てをしていきたいものです。2020/03/04
しゅうと
16
母親編。発達障害のことがわかりやすかったです。2022/10/26
グリーンクローバー☘
15
家事育児の出来ない兄嫁に渡す前に流し読み。自覚して何らかの対処をして兄に負担ばかりかけないでほしくて。そして子育ても抱え込まなくて周りに分散させて子にとって良い環境を作ってあげてほしくて。教育をしてほしい…。私がこんなこと思っても良くないのだけど…。渡してみよう。2023/11/09