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内容説明
責任感の強い長男・開成。要領の良い次男・麻布。マイペースなこだわり屋の三男・武蔵。伝統ある名門中高一貫校の三校は、個性は違うがどことなく似ている。超進学校ゆえに、「詰め込み式の受験予備校」と誤解されがちだが、実は揺るぎない建学精神と「真のゆとり教育」があるからこそ、一流が育つのだ。全国の学校を駆けめぐる著者が、強さの秘密に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Noah
8
似ているようで似ていない、教育には決まった方法がないということか。究極は先生次第、とも言えるか。仮に受験を通った子ではなく、普通の公立校の子たちに同じことをしたらどうなるのか、興味がある。2016/10/01
入江・ろばーと
3
御三家のそれぞれの違いがその歴史から紐解かれる。「真のゆとり教育を体現している」というのも言い得て妙。面白かった。2016/09/30
きちくさ
3
ある中学の説明会で、ぜひ読んでみてください。と言われたので 読んでみた。教育は、20年30年先を見て、本物の生きる力を つける(生きるためのスキルではなく)こと。その重要性と、 それぞれ個性は違うがそれを実践する三校の表層が少し分った。 教育行政が、著者の言う方向へ向かえば、いわゆる難関私学へ 行かなくても、子供にその力をつけさせられるのに。 そうなっていないから、中学受験をしなければならない。 残念なことではあると思う。2016/06/29
ママっけろ
2
それぞれの個性が興味深く、参考になる。もちろんどんな時にも例外はあるのだと思うが。2022/03/27
kapo54
2
やや取材不足かなぁ。筆者のメッセージ的な部分がやや多い。このタイトルの本に、それは必要なかったのではないか。(※『塾歴社会』で展開されている筆者の議論は好きです)2018/02/03