SB新書<br> カツオが磯野家を片づける日 後悔しない「親の家」片づけ入門

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SB新書
カツオが磯野家を片づける日 後悔しない「親の家」片づけ入門

  • 著者名:渡部亜矢【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • SBクリエイティブ(2016/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797382723

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内容説明

◎いまや親の介護や自分の終活より大問題! それが「実家の片づけ」
親と離れて暮らす子世代(メインは40~60代)にいま、
「実家の片づけ」という大問題が降りかかっています。
親の介護や死に直面し、相続などと並行して、
実家に残された親の荷物の整理、空き家管理、売却など、さまざまな問題が発生。
介護や終活と同レベルの人生後半の大テーマであり、もはや社会問題と化しているのが現実です。
最近は「実家の片づけ」という言葉がはやりだし、
テレビ・雑誌等でもよく特集されるようになりました。

◎開けてビックリ! 親の家――あふれる物と家屋敷の管理に悩む子世代のリアル
親の家の片づけで遭遇する大きな問題の1つに、
「あふれかえった物」「整然と貯め込んだもの」があります。
整理・処分するにもどうすればよいか困るのが現実。
親が生きていればスムーズに片づけられるかと言えばそうではありません。
そもそも「いる・いらない」をめぐって価値観が親子で異なり、
整理や処分の方針をめぐって親子の仲が悪くなるケースがよくあります。
また、もう1つの大きな問題に、老親が残る実家をどうするかということが挙げられます。
実家に「住む」、家を「貸す」「売る」など、相続とも絡んで悩ましい問題です。

◎磯野家の長男・カツオに学ぶ、もめない、後悔しない「実家の片づけ」
この本では、老親と離れて暮らす人に必ず迫りくるリアルな現実である「実家の片づけ」を、
漫画「サザエさん」の長男・磯野カツオとその家族や友人を登場人物に、
カツオが実際に実家の片づけに遭遇した場合に起こりうる問題を取り上げます。
カツオがいかに問題に取り組み、解決していくのか――。
読者の方が自分に置き換えて読めば、決して人ごとではないことが理解できるはずです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

115
ラジオで聞いて気になっていた一冊。舞台は30年後の磯野家、ことは波平(84)が縁側で庭へ転げ落ち救急搬送されてから急逝したこと。落ち込むフネに代わり保険証等取りに帰ったカツオ(41)が目にした実家はまさかのゴミ屋敷と化していて…このトンデモ設定から「実家の片付け」を分かりやすく説明する良書。普段ほぼ手にしないHowTo本だが、自分の身近な問題であったり、仕事柄お年寄りに重なる部分もあり面白かった。何より早川さんが“実家片づけアドバイザー”、中島が“ファイナンシャル・プランナー”で登場するセンスもなかなか。2017/09/25

aquamarine

67
読友さんレビューで気になった本です。核家族化が進む現在、老いた親に任せきりの実家がどうなるかは避けては通れない問題です。この本は20××年の磯野家を、波平の急逝によりカツオが実際に片付けることで実家の片づけ、さらには遺産相続、終活等、わかりやすく説明しています。アドバイザーとなるのが花沢さん、早川さん、中島君ですからとても読みやすかったです。義父を見送りましたので知っていることもありましたがこういう本は早めに読んでおくべきでした。自分自身のためにもいくつかはすぐ実践しようと思います。2017/10/08

きいたん

42
いやはやとても勉強になった。おなじみ磯野家がモデルなのでよりわかりやすい。私一人っ子、夫は長男。親の家の片付けは他人事ではないどころか間違いなく将来やってくる大問題。自分が片付ける側になる事を想定するのはもちろん、自分が親の立場として子供を煩わせない為に何をすべきかも考える事ができた。とは言っても今現在の家すら片付かないのに更に実家も片付けるなんてなかなかできない。みんなそうやって後回しにしていていざという時に慌てるんだよな…。そんな時にこの本が手元にあるだけでもかなり安心するかも。少しずつ考えていこう!2018/10/29

33
相続について漠然としていたことが分かりやすく書かれていた。カツオや中島くん、花沢さんなどが専門職の一つになっていて、得意分野についてリアルに教えてくれる設定になっている。 波平さんが亡くなった1年後の、アニメには登場しない家族団らん風景が目に浮かび、私もできることから始めようと思いました。2018/10/08

yuni

31
私ごとで大変恐縮ですが、先月人生の大先輩で読友の父が急逝しました。ピンピンコロリという言葉は似合わない。早すぎだよ、ビックリさせないでよ、お父さん。。怒涛の展開で疲弊しています。常に手続きで必要なもの探しながら母と一緒に父の遺品を整理する日々。父が元気な時に実家の片付けを行い、わりとセンシティブな内容にはなりますが、親の貴重品の在処や相続の話(二次相続も踏まえて)、お墓の希望などを共有しておきたかったです。この本には実家の片付けから相続に至るまで参考になることがたくさん書かれてありました。2024/11/14

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