内容説明
明治維新を乗り越え、嫁ぎ先の家業を立て直したヒロイン・白岡あさ。夫の愛情や家族の理解に支えられ、あさは実業家として成長し、炭坑や銀行など新しい事業に乗り出す。一方、姉のはつは一家で和歌山へ移り、みかん農家として再出発していた。やがてあさは、「女子の大学校設立」というさらなる目標に向かっていく─。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どん
6
TVの映像が必要だな。2017/08/24
藤子
4
ドラマは観てなかったけど、キスティングは知っていたので 読みながら頭の中では俳優さんが動き回ってました(^^;)読後感の良い作品で、高視聴率だったのも納得でした。2017/06/09
コッコ
2
思わず映像を見返したくなる本だった。 読んでいくごとに場面ごとの光景が思い出され、胸がいっぱいになった。 ただ、新次郎や惣兵衛が亡くなる時をドラマのように具体的に載せてほしかった…という思いもあり。 そこはあっさり進んでしまった気がし、ちょっと残念。 2018/06/23
千頼
2
読破してしまった…。腹立たしさすら感じた菊が年取って亡くなって、旦那さまが当たり前の順番のように亡くなって…。葛藤し合いながら支えてくれたよのが亡くなって、気付けば孫ができて、旦那さまがいなくなる恐怖を味わって、亡くなって、自分も年老いて…。当たり前の人間の営みや時の流れがここにはあるんだなとしみじみ感じた。命は完結するものじゃないな。そして仕事と家庭の両立は本当に悩みどころ。あー。あさが来たもう一回観たい!【図書館本】2017/05/10
Yuuki Kushima
2
明治時代に女性が銀行を立ち上げる、フィクションを交えての作品ではありますが一つのドキュメントとして楽しむことができました。2016/09/19