内容説明
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国際社会、日本が抱えてしまった不穏な現実――パリ同時多発テロ、サウジとイランの国交断絶、産経ソウル支局長出国禁止、南沙諸島と米中対立、北朝鮮の兵器実験、集団的自衛権行使容認、自民党の政治とカネ、沖縄と中央政府の対立、ロシア外交の進撃――をいかにして我々は受け止め、乗り越えていかねばならないか。最強のインテリジェンスオフィサーが問う、報道・情報の最新読解。1テーマを最短で読み解く、著者最新、最もわかりやすい超分析術。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくとみん
15
随分前に買ってそのままにしていた。8年前の本。すっかり状況は変わってしまったが沖縄に対する愛、ロシアに対する警戒感は変わらない。安倍談話に対して「頭が痛くなってくる」との指摘は納得。2024/09/22
Happy Like a Honeybee
11
国際社会を変化させる動因…。アイヌ民族を否定する政治家の無知蒙昧。地産地消は米国型合理主義からの脱却。沖縄を巡り、朝日新聞による歪曲された論調など関心深い記述が数多い。時事問題は一定の期間を置いてから、学習すると理解が深まる。2016/06/04
アトム
5
国際情勢については理解がついていかないので、第二章と第三章を読む。「沖縄で起きていることは、国際基準で見た場合には民族問題である。」2016/10/14
しびぞう
4
週刊誌での連載をまとめたもの故に内容が濃かった。雑誌の中の1頁としてはちょうどよいのだろうが、これが何本もまとまるとなると駅弁の中の漬物ばかりを延々と食べている気分になる。内容もさることながら、氏の本というのは初出の形態によって読み方を変えなければならないことに今更気づいた。今日も読中のどら焼きがおいしかった。2016/05/25
Kishi Hirokazu
2
中東をはじめ、日本でも問題視される沖縄の米軍基地問題、北方領土の問題が書かれてあって、とても分かり易く、国際問題の勉強になりました。2016/09/02