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内容説明
この本は、経済学を単なる学問のひとつとして済ませるのではなく、今ここにある現実を理解する道具として、日々の生活に活かしていくための本です。最近、図解のたくさん入った「わかりやすい」経済学の教科書・入門書が人気です。しかし、経済学は「わかった」だけでは非常にもったいない学問でもあります。それを使って、現実のさまざまな問題について、私たちは自分の頭で考え、判断する必要があります。本書では、経済学を専門としない幅広い層の方々に向けて、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」という経済学の3つのメガネをかけて、現実の経済問題に鋭く切り込みます。経済学を学んだ途端に、これまでボンヤリとしていた社会の出来事がクリアに見えるようになる──そんな「世の中の見え方がガラッと変わる」快感を、本書でぜひ味わってみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
30
イチゴを例にしての解説などわかりやすいが、難しい。経済的にはインフレは課税の一種。社会保障費の削減。公的年金や公的医療制度の抜本的な改革。ふぅわかっちゃいるけど難しい。2016/04/30
to boy
17
今まで読んだ経済学の入門書と同じ内容ですが、ひじょいうにわかりやすく書かれています。後半の日本の現状についての記述もわかりやすかったけれど、この国の行く末が心配になってきた。そもそもどうしてこうなってしまったのかについての記述が少ないのは物足りない。2024/03/26
Satoshi Hara
3
すごくわかりやすかった。マクロ経済学が難しかったが、政府の財政政策や日銀の金融政策が何を狙って実施されているのか分かってきた気がする。最近の円安、インフレ率2%の流れ、国の借金の多さをみて今後が恐ろしくなった。消費税増税、法人税減税の意図はわかったが、実際にそれがトリクルダウン(給与の増加)には繋がっていないので、正しい方向のようにはやはり感じない2022/05/28
nauve
0
経済学の勉強でつまずいている中で、ふと見つけた一冊。 難しい数式が出て来ず、特にマクロ経済の話はとてもわかりやすく、これは良い!と思って読み進めたが、そのうち、今後の日本経済の暗黒予想のような話になり、恐ろしくなった。 アベノミクスは、短期的には円安株高に有効だが、国債の大量発行はいつまでも出来る訳でもなく、行き着く先はハイパーインフレと大増税と福祉の大幅カット。少子高齢化がその勢いに拍車をかけて… 日本はヤバいんやないかと思わずにいられなくなった。2017/01/24
かえるこ
0
図書館本。2週間で読み切れず、半分ぐらいで返却。前半については、今まで分からなかったことがスラスラ分かった気がした。しばらくしたらまた借りよう…2016/07/09