内容説明
恋人の凜と、世界でただ一種の青い薔薇・ブルーヘヴンを育て、ささやかな幸せを感じているミヤビ。ある日、そのブルーヘヴンが萎れかけ、二人の関係にも微妙な変化が表れるが……(くるり「ばらの花」)。
Salyu、アヴリル・ラヴィーン、Mr.Children、尾崎豊。思わず口ずさみたくなる名曲をモチーフに紡がれた、胸に響き渡るラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てるてる
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”この人は自分だ”と思えるような、苦しいほど共感してしまうような登場人物はいない。けど、何よりもこの作品はアイディアが好き。音楽は僕にとっても身近にあり、なくてはならないものだから、それぞれにいろいろな思い出が染みつく。時に助けてくれて、楽しませてもくれる。たまに聴く曲はふと昔のことを思い出させてくれる。自分の人生のなかにもいろいろなストーリーがあったんだなと思う。2017/06/25
あゆみ
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△2011/09/10
カヒミ*
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大好きな音楽にかけた短編集。それぞれの恋愛模様が 時に痛々しいくらい穏やかで、形は違うけれど愛がそこにある。読み易くて好きな一冊かな。★★★★☆2015/07/05
Sor Sby
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Salyu // Avril // Mr.Children // 尾崎豊 // くるりの曲をモチーフにした短編集。CAN'T SING EVEN THE BEGINNINGSとTake me awayが好きですね。桜井亜美のキャラクターはさほど変化がないので、好き嫌いが別れると思いますが微妙に違うその変化を見つけると、楽しいと思います。あと、彼女の音に対するもの、といえばいいのか分かりませんが、素敵だと思いました。2007/11/06
Hi
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アイアムと、ばらの花が、切なくて、大好きです。