内容説明
十八歳になる前に、ヴァージン・ブレイクしたいと背伸びする女子高生・ミユウ。
五百人以上の女の子と寝て、その度に写真を撮りコレクションするのが趣味という二十九歳のトウグウジ。
絶対に傷つくことがない“最初の相手”にミユウはトウグウジを選んだが、いつしか彼女の心は大きく揺れ始める。
ふたつの孤独な魂が奏でる優しいメロディー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロイヤルミルクティ
2
★★☆☆☆2008/02/15
烏
2
数年ぶりにパラパラとだけ再読。桜井亜美の持ち味である、過剰表現とわざとらしく設定を破綻させる青臭さが多少鼻に付くも、この頃はまだ生活臭やリアリティがあって面白かったのに何故ああなった……。 二桁のパパとか月20万とか、処女の妄想も童貞並にハンパないのなw そして、大人になった今読むとトウグウジは最初からミウ狙いで、「君は傷付くから……」も、処女のプライドをくすぐってて部屋に呼ぶ為の高等テクニックだったんじゃないかと思うw 貴様らはハナから両想いだw2009/08/26
daiyuuki
1
18歳になるまでにヴァージンブレイクしたいと背伸びする女子高生ミユウと関係した女の子と写真を撮るトウグウジの恋と自意識を脱ぎ捨てて成長していくラブストーリー。トウグウジとの関係の中で、嫉妬深くちっぽけなプライドや臆病な自分と向き合って、カッコ悪くてもありのままの自分に素直になることを教えてくれるラブストーリーです。2005/02/25
Sor Sby
0
主人公ミユウの気持ち、そしてトウグウジの気持ち。二人がお互いに求めているものはただ其処に在る体なんかじゃなくて。ラストの言葉がとても好き。(2005年より前に読了)2005/05/29
えばんす
0
運命の人と回りくどく恋愛してゴールするんだよね。めでたしめでたし。2013/12/15
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