内容説明
本書は、人を迷わせる煩悩の根本である「三毒」をテーマに据え、安倍晋三首相、中曽根元首相も坐禅に参禅する臨済宗全生庵住職の平井正修さんにご執筆いただいた一冊です。
欲しいと思う心、怒りの心、愚かな心。これを「三毒」と呼び、これを克服して乗り越えていくためのものが仏教の教えです。人は知らないうちに、この「三毒」に縛られています。
本書を読むだけで、自身を縛る「三毒」を断ち切り、毎日感じるイライラの気持ちがスッと消えていくことでしょう。
また、それだけでなく、あなた自身の器が大きく広がり、《今を幸せに生きる》ヒントもたくさん得られることでしょう。
目次
◆はじめに
◆第1章 三毒
自分の毒に気がつけば、人は変わる
◆第2章 貪り
求める心を手放せば、心配事は起こらない
◆第3章 怒り
行き場のない感情は、あるがまま認めればいい
◆第4章 愚痴
現実に向き合えば、シンプルに生きられる
◆おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
112
【(゚o゚;;】 『やる気と行動は関係がないのです。(゚o゚;; 行動するのにやる気はいらない、といったほうがいいかもしれません。』 『一度にできることは、ひとつきりなのだ。(゚o゚;; まず、それをしっかり胸に刻むことでしょう。』 うなずき(^-^*)は相手に♪ 目を見開く(゚o゚;;は自分に♪ (←ちょっといいこと書けた(自画自賛))/本を読むとアタマばかりが先行してしまいます。何も考えない数十分も習慣にする。すると、まえのめりにならないかも(^ω^)2016/04/29
mami
4
◇図書館◇・失敗は、うまくいかない方法の発見。まず行動して、失敗したら違うやり方、次の行動へ。・行動するのにやる気はいらない。・穏やかさの源は、余裕にある。2019/12/05
Humbaba
1
同じ行動をとって、同じ結果になったとしてもその時の心が違えばそれに対する印象は大きく変わってくる。嫌だと思ってそれを実行している時には苦痛しか感じられなくても、それが自分にとって必要なことだと考え、信じて行えば見えなかったものが見えるようになり、より多くのものを学び取れる。2016/05/19
因果応報
0
私の人生を振り返ってみると、私の原動力は常に「怒り」だった。 そして「私は悪くない」と「正義」を振りかざし、自分の物差しだけで人を傷つけてきた。 それが愚かであると気づけたのが、40歳を過ぎてから。 そして今やっと、そこから抜けられつつある事を実感している。 「三つの毒」の一つである、「怒りのこころ」は、かなり無くなりつつある。 後は、「貧」と「癡」に囚われないよう、断ち切れるよう、向き合っていこう。2017/02/09
けやき
0
できることから少しずつ実践しよう。今を生きる。物を整理して片付ける。2016/12/23