創元推理文庫<br> バー・スクウェアの邂逅

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創元推理文庫
バー・スクウェアの邂逅

  • 著者名:福田和代【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 東京創元社(2016/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488417123

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内容説明

休みの前日は痛飲し、決まった店では飲まないことを信条にしている、大阪府警薬物対策課の刑事・三田。彼はある夜、酔っ払いに絡まれていたアリサと名乗る女を助けたことをきっかけに、バー『スクウェア』を訪れる。そこには謎めいたバーテンダー「名無しのリュウ」、店の常連で元ボクサーの実業家・宇多島がいた。三田は度々店を訪れるようになるが、やがて彼が追う薬物絡みの事件の陰にリュウたちが見え隠れするようになり……。『スクウェア』を舞台に繰り広げられる、友情と駆け引き。一癖ある男たちの活躍を鮮やかに描く、連作ミステリ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

36
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/09/post-813ed2.html2020/09/04

Yuki

33
かつて梅田のお初天神通りの側に実際にあったデッドエンドストリート。そこに「スクウェア」という架空のバーを据えた連作短編集。大阪府警薬物対策課の刑事・三田はひょんなことから歌手の女・アリサを助けたことでスクウェアの扉を開く。薬物捜査で彼女と深く関わることになった三田はスクウェアのバーテンダー・リュウと元ボクサー・宇多島といつしか奇妙な友情のような共闘関係を結ぶ。ハードボイルドな三田とミステリアスなリュウ、3人のなかでは人情派な宇多島の三角のバランスがいい。番外編の後輩刑事・大迫のコミカルさも◎。2018/06/02

うまる

32
刑事物×ショットバーの連作ミステリ。刑事物と言っても薬物対策課なので、殺人事件のように犯人捕まえて一件落着といかない所が深いです。硬派で渋めな話ですが、合間に若手刑事が主人公の楽しい話が入っているので、重い話の連続にならず良い感じのバランスが取れていたと思います。話を重ねる毎に登場人物の人物像と関係性に味が出てきて段々面白くなってきました。次の巻も楽しみです。それにしても、ウィスキー党のわたしにはお酒がとても美味しそうでした。禁酒してる方は要注意です。2020/02/27

rosetta

30
六編の連作。大阪お初天神通りから一本入った行き止まりの路地デッドエンドストリートのどん詰まりにあるバー、スクウェア。ふと立ち寄りつい通いつめるようになった府警の薬物課の刑事三田。強面でガタイもいい一匹狼タイプ。バーテンダーのリュウと常連で元世界を嘱望されたボクサー宇多島と付かず離れずの関係を続け、この店と関わる幾つもの事件を手がける。なんと言うか、福田和代とハードボイルドって違和感があるなぁ、ちょっと無理してるっぽい感じ。むしろ三田の後輩大迫が主人公になる二篇の軽いユーモラスなタッチの短編の方が好み。2020/12/22

RIN

30
大阪府警薬物対策課の刑事・三田の連作短編6篇。思いっきりハードボイルドで始まり、いつしかハートウォーミングなコミカル警察小説へ。福田さんもなかなかに書き分けのできる作家さんだと思い知る1冊。著者あとがきによると、内3編はデビュー前の20代に書いたものだとか。自分としては、その3篇が好きなので、シリーズ続編『~の矜持』を読むか迷い中(^_^;)。誉田さん『歌舞伎町セブン』っぽいところもあるが、何せ全く土地勘のない大阪が舞台。街の雰囲気がわからないところがちょっと残念。2018/10/21

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