内容説明
城内に不審な影。侵入者がいると確信するドイルだが、捜索は難航する。そんななか、魔道具の破壊、城内への魔獣出現など問題が頻発。さらには王都に大量の魔獣が押し寄せて……!? この窮地、どうするドイル!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eucalmelon
3
フェニーチェと精霊の居場所を教えたのは誰だ?メイドに化けた魔王の末裔。彼らと人間は、共存できないんだろうな。負の感情を好んで食べる。下手をすると共倒れになりそうなぐらい危うい。ドイルはゼノに勝って、大人になったんだろうか?圧倒的なカリスマを纏い出したのは間違いない。2019/01/31
Ency [L-N]
3
クレアとの婚約式を控え王城に留まるドイルは、先日押収した魔導具の一つが何者かにより壊された事を知らされ、犯人探しを手伝う事になり…、6巻でした。前巻に続いて色々な人と縁が繋がったり、失っていた信頼やらなんやらを取り戻していくドイルくんである。前巻と今巻とで庇護されている学生(子供)という立場から踏み出して、急速に大人の世界に踏み込んでいってるカンジだなー、と。ドイルくんの成長と変容を受けて、認識を改めていく周囲の描写があちこちで見られるからだろうかねー。衆目の前でゼノ祖父と一戦交えたのもデカイな。2016/04/23
依音@いおん
2
ドイルくんの成長ぶりがとても眩しいです。バラドの用意した大量の飴は流石だなぁと思いましたw2016/06/19
朔夜
1
★★★2019/01/04
ゆう
1
婚約御披露目まで。 ブランやフェニーチェの出番少な目。 バラドのドイル様崇拝も、控えめに感じるほどしか出てこない。 敢えていうなら、ゼノとの対決による子供時代の終わり、なんだが、もともと前にゼノの心境語られているから、目新しさがなかった。 謎の集団を匂わせたことによる、これから起こるかもしれない、戦いへの繋ぎ、なのかな?2016/05/06