角川文庫<br> ようするに、怪異ではない。 お祭り百鬼夜行

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角川文庫
ようするに、怪異ではない。 お祭り百鬼夜行

  • 著者名:皆藤黒助【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041039908

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内容説明

皆人が通う境西高が迎えた文化祭。だがお祭り騒ぎのなか“水虎の悪戯”など妖怪にまつわる奇妙な4つの事件が起こる。変人美人・ハル先輩とともに、この謎解きに乗りだす皆人だが……。珠玉の学園ミステリ第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

96
シリーズ3作目は妖怪まみれの文化祭、その名も「百鬼祭」。馬鹿馬鹿しくも魅力的な催しがいっぱいでワクワクする!ある目的のために仕掛けられた4つの謎。今回は後味の悪い謎もなくて純粋に楽しめた。主人公が頭の中でつぶやくツッコミがおかしくて、ついつい笑ってしまう。彼はこんなに優秀なのに、周りのみんな過小評価だと思うな。2017/11/29

Bugsy Malone

76
シリーズ第3弾は百鬼夜行文化祭!今回妖怪同好研究会の皆人君が挑む謎は妖怪絡みの4つの予告状。キャラのたった登場人物もセンスあるユーモアもホロリとするストーリーも、各章の伏線をしっかり回収したラストも、変わらず大変良かったです。読み終わってホッコリした気持ちになれるシリーズ。次作はいつ出るんだろう。 2019/08/12

papako

74
しまった!シリーズ揃えて読み始めようとして、最終巻から読んでしまった!昔の事件とかに触れながら、物語が進み、あぁ、こういう小説あるよね。とか思いながら読んでました。ま、なんの問題もなく読めましたが、あまり楽しめず。とにかくどこかで出会ったことのあるキャラ達。方言が私には目新しかったくらいかしら。そして、こういう厨二くさい主人公や文章は苦手だ。しまったなぁ。シリーズ買っちゃったし。とにかく1巻に戻ってみよう。2019/09/01

へくとぱすかる

63
学園ミステリには共通項がある。それは文化祭がテーマになると、俄然、内容が高まり、それ以前の作品を凌駕してしまうということ。本シリーズでも例外ではなかったようで、前の2冊に比べて、ずっと手が込んだ、読み応えのある作品になっている。これはうれしい番狂わせで、たっぷりと文化祭気分を楽しませてもらった。しかしたった1日とは、登場人物たちには厳しい校則だなぁ。2016/07/12

瑞佳

39
シリーズ第三弾。今回は文化祭がテーマ。イイですねえ。日常の謎系学園ミステリで文化祭って云ったらテッパンでしょう!心踊らないハズはなし。また「鵺の謎」というのが縦糸に入った連作短編集になっていて、なかなか読みごたえもありました。『うる星やつら』みたいなドタバタワールドも楽しかったナ。青春の日の健気でまぶしくてひりひりしていて、胸をきしませるほろ苦い雰囲気もびしばし伝わってきて、なつかしさと甘酸っぱさで過呼吸が起こりそうよ。それにしても生徒会長、あんたらちゃっかりしすぎやろう!2017/10/30

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