講談社ノベルス もしかして彼女はレベル９７

著者名：汀こるもの【著】

講談社（2016/03発売）

• ISBN：9784062990707

内容説明

国を護るため幼い頃から能力を磨き、中学生にしてお役御免となった純和風美少女・出屋敷市子。彼女の護法である天狗や狐、白蛇に雀に犬に鼠に……とにかくいっぱいが活躍。多感な年頃の少女たちを描く「貴方の人生は貴方のものではない」は必読。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

レベル99その３。連作短編集。面白かったけどタナトスが出ないままこのシリーズ３作目。もう汀さんはタナトス（ミステリー）書かないの？

2016/02/21

[はな]

図書館本。市子さんが今回は妖怪と戦うの?と思ったけれどさほどと言う感じで肩透かし。そういう所を期待しないほうがいいのかな?サブカルチャー満載なので気軽に読める気がします。

2016/04/07

[いちろく]

御役目を終えた少女出屋敷市子とその周りのメンバーが、ジャンルを問わず小ネタを交えながら物語を展開させていく内容は3冊目も変わらず。張り巡らされたネタの数々に今回も脱帽。どれだけ理解出来たのか？どれだけ理解出来なかったのか？も正直わかない。ネタと気がつかなかった内容も多々あるはず。物語内容云々よりも、自分の中でどれだけ理解出来るのか?に興味がシフトしつつある事も否定出来ない。

2016/04/17

[ダージリン]

この巻では、天狗見習い雀が活躍！美少年姿と武装姿（中身のギャップも）も面白く、妖怪歴が短いせいか1番親近感が持てますね。最終章はＳＮＳを舞台に、こるものさんの薀蓄？でネット世界に妙なリアリティーがあって、感心しつつ楽しく読めました～。

2016/02/23

[悪者みきこ]

情緒不安定なせいか、感想暗め。/大人気ない…長尾いらつく！そして大雅やっぱり無理！イカちゃんは好きだなあ。また出てきてほしい。/死なない…数字が動き出すとこ妙にすき。みんな芹香に説教しないでくれ！/歴史は…殿山の死ってそういうことなの？ええー。/貴方の…そういや今回大雅ってはじめのみか？人気ないんかな…。なんかすごくこの話泣いてしまった。芹香かわいそすぎる！もっとキレてもいいと思うの！勧酒好き過ぎて、見た時くらくらした。こるものの文章はなぜこんなに心を揺らすのか。とりあえず99から読み直す。

2016/02/05