内容説明
冬の朝、薄気味の悪い夢からさめた相馬鼎は創作ノートを繰りながら机の上に掛けられた絵を眺める。彼は300日前に展覧会場でみたその「島」という作品にひきつけられ、作者の萌木素子を尋ねる。暗い蔭をたたえた被爆者の彼女は、あどけなく美しい年上の相見綾子と二人で住んでいる。相馬が勤務先の出版社について間もなく、広島の病院から二人が心中したという報せをうける……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Gakio
3
小説内小説の構成といい、芸術論といい、二人の女性への恋心といい、好みの内容で、読みはじめたら止まらない。上巻は100円で買えてラッキーだった。 シンプルに結末が気になる。2023/12/05
あきひこ
1
3年ぶりくらいに再読。ばらばらの破片から成っていて、その積み重なりの上に有機的な統一がある。小説内にあったシベリウスの解説であるが、まさにそんな小説。2010/05/20
YY
1
ハードカバーの方で一度読んだので、再読ということになる。加筆修正の箇所をいちいち点検する元気はない。素子の「それ」の理解とオチについての読みを深めることを目標としているが、後者については見立てがつく。選択が相馬鼎の大きなテーマであり、それを示すのがオチであるかなあ、と。凡庸極まりない読みだが。メタ小説的な読み方は難しいかなあ……。そういうこととは別に、シンマがすごくいい人であることを発見。2013/01/05
triorgan
1
草の花、廃市・飛ぶ男、海市などを経由して上陸。集大成的な作品。複数の視点、時間軸。作中作を混ぜながら語られる物語がなぜこれほど心地よいのだろう。2012/03/25
songbird
0
☆☆☆☆2009/01/25
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