新潮文庫<br> ラーメン煮えたもご存じない

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新潮文庫
ラーメン煮えたもご存じない

  • 著者名:田辺聖子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2016/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101175072

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内容説明

インスタントラーメンだって工夫ひとつでおいしく食べられます――。柔らかい心で生きなければと思いつつも、今日び余りにも馬鹿げたことばかりで疲れます。自分中心の若者の無礼なること、権力志向する男の愚かしきこと、そして結婚だけが生きがいの女の鈍なること。しかしなぜか人生面白く人間商売やめられぬのだ。この恐ろしい世の中を、もっと柔らかい心で楽しく生きるために。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

64
おせいさんならではの愉快な生き方を感じることができます。柔らかく生きようとも、馬鹿げたことばかりで疲れるようですが、面白いから人間であることをやめられないのですね。力を抜いて楽しく生きることが、疲れることが多くてもユーモアのある生活ができるのだと改めて思わされました。2018/10/30

優希

39
人生楽しくやっているなと思わずにはいられません。柔らかく生きたくても馬鹿げたことばかりで疲れる、世間の男女は愚鈍だと言い切るのがおせいさんらしくて笑えます。何があっても人生は面白いと言い切れるおせいさんに憧れます。世の中疲れることだらけだけれど、力を抜いて生きたいですね。柔らかい心で楽しく生きることをユーモアで教えてくれます。2014/09/02

Mof

3
女流作家のエッセイ。意外とお年が上だった。佐藤愛子とはまた違った雰囲気だけど、ざっくばらんな書きっぷりが良かった。2022/04/09

Keiko

0
子供の頃に初めて読んだ田辺聖子のエッセイ。(母のを借りました)もう痛快と言うか面白かったですねぇ。子供が読んでも面白く、大人になって読んだら更に面白くでした。

もちこ

0
源氏物語しか読んだことがなく、初めてこの作者のエッセイを読んだけどおもしろかった。人生をマイペースで楽しむ感じで、ところどころぷっと笑えてよかった。2011/07/27

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