新潮文庫<br> 世界でいちばん熱い島

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新潮文庫
世界でいちばん熱い島

  • 著者名:小林信彦【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2016/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101158280

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内容説明

街も人も変わりつづける東京から、逃れるように渡ってきた南の島。そこは昔のままの〈楽園〉ではなかった。副大統領の暗殺、秘密警察とゲリラの暗闘、うさん臭い日本人の来島……。一触即発の危機的状況のなか、外部との連絡は断たれた。だが、皮肉にもこのとき、理想の女性とふたりだけの、濃密で純粋な愛の時間が訪れる。南海の小国を舞台に展開するサスペンスフル・ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろびん

6
全体的にイマイチ冴えないというか、なんだろう……。2018/04/05

Makkusu

4
予想外に面白かったよ。絶妙に硬派な恋愛・現代史・陰謀のテーマが交錯して、時には前の世代の踏ん張りが観た気がした。主人公の悩みや「精神的隔絶」が多分、日本全土において、珍しいことだけれど描写によって理解できなかったわけではない。読後感が新鮮というか、ニヤリとしたと同時に黄昏を誘うような切ない雰囲気があった。2017/08/22

はりーさん 

2
南の島で突破的に起きるゲリラ活動により徐々に悪化していく治安。ホテルを一時的に閉めるところまでいくなか、周りの騒動に振り回されながらノグチはある性的趣味に目覚める。アメリカの政治と日本のYENに気をつかう南国の小国。この作品の舞台は天安門事件あった頃であるが、今でも観光業だけで成り立っている国では起こりえる事だ。2013/09/07

リュー

1
読んでない。50ページであきらめた。全然おもしろくない!誰が何がどうなってるのか読みにくくて理解不能。期待はずれでガッカリ。2013/11/21

カンパネルラ

1
ホテルマンの話だが、どうも主人公の人生に対する諦念みたいなものが読んでいて辛い。南の島のクーデータとか非日常で現実感がない2004/10/12

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