集英社コバルト文庫<br> 花酔夢 ―皇帝の一途でいじわるな寵愛―

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集英社コバルト文庫
花酔夢 ―皇帝の一途でいじわるな寵愛―

  • ISBN:9784086018869

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内容説明

崔国の皇太子・叡綜に仕える女官の沙羅は、人間と花仙との間に生まれた娘。花仙が持つ〈伴侶の玉〉を叡綜に奪われたせいで彼の命令に逆らえなくなってしまった。日々、叡綜のいじわるに耐えていた沙羅は、叡綜が皇帝位を継いだ際に、妃候補の情報を探るために後宮に乗り込んだ。だが、後宮に渦巻く“陰の気”を関知した沙羅は、叡綜と共に後宮の女性たちをめぐる陰謀に巻き込まれて…!?

目次

第一章 困った夫婦?関係
第二章 後宮、そこは孤独な女の戦場ですから
第三章 暴かれていく本当のこと
第四章 伴侶の誓い
終章 咲いてこそ、見られてこその花なのだから
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

56
うん、香蘭と雅叡カプが1番推せる!(香蘭途中まで存在忘れてたけど!笑 雅叡に至っては台詞すらないけど!)途中までストーリーがなかなか進展しなかったのと、叡綜の沙羅への対応が酷すぎて(沙羅、ドM?笑)読み進めるのが辛かったんですが、沙羅も叡綜も見せ場があり、予想もできなかった黒幕登場もあり、途中からハッと気付いたら物語に没入していました。すれ違いも解決され収まるべきところに収まって読後は良かったです♪違う花の違うヒロイン&ヒーローも読んでみたいですね。2020/08/23

ひめありす@灯れ松明の火

45
『死にかけ聖女と』が面白かったので何冊かまとめて借りてきました。途中からヒロインよりも誇り高き韓家の姫君、香蘭様が気になって。格好いいよ香蘭さま。最後の啖呵の切方も尽くし方も凄いよ。これで幸せになれないなんて可哀そうだよどうにかしてよ。と思ったらちゃんと幸せになれそうでよかった。その人はきっと、将来有望ですよ!そして、色々面倒くさいよ皇帝陛下。優しいんだか束縛魔なのか。落ちはちょっとびっくりしました。でも、なんだかんだ言って情を解くことはできなかったんですね。そういえば、酔芙蓉っていう花がありましたよね。2017/07/15

ぐっち

20
漢字のタイトルで損している気がする、「ドS皇帝に花仙の玉を奪われ、下僕になりました」的なラブコメ。「伴侶の玉」を奪った叡綜の命令に逆らえない沙羅。下僕扱いかと思っていたら、後宮のしかも下っ端女官として放りこまれて・・・。叡綜が意地悪なのにもきちんと理由があって、2人のすれちがいっぷりにキュンときます。きちんと描かれていて面白かった。人物紹介でヒロインより目立ってた皇太后・芙蓉・香蘭の3人もいいキャラだった。2015/12/28

でんか

13
うーん、なほう。設定だけだとすごーく私好みのすれ違いものなんだが、味付けが全く口に合わず、どこに面白さを見出せばよいのか分からん本。ヒーロー皇帝が、素直になれないのか何なのか、いちゃもんつけたり嫌味を言ってみたりして、ことごとくヒロインにつらく当たる。こういうののさじ加減というか、ヒロイン苛めがヒドすぎて読んでて辛い。さらに、その状況でヒロインがヒーローを慕えるのが私には理解不能だ。勝気キャラの設定なのに、キャラがブレてるよ。メインのサスペンスパートは犯人の小物感が残念。今一つな一冊。2017/12/02

しゅてふぁん

13
酔っぱらって姿を現した沙羅は可愛かっただろうな~。2016/03/19

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