文春新書 本物のカジノへ行こう！

著者名：松井政就

文藝春秋（2016/03発売）

• ISBN：9784166610709

内容説明

世界中で身銭を切って学んだカジノの「カラクリ」と「正体」とは？


2015年、「カジノ法案」が国会へ提出された。賛否が分かれる日本版カジノだが、
賛成派も、反対派も、実体験なしにカジノを語ろうとしている。

はたしてカジノとはどんなところなのか？　いいカジノと悪いカジノはどこが違う？
そして、どうやったらゲームに勝つことができるのか？

著者は一般的なサラリーマンだった1990年代から、収入をカジノ研究につぎこみ、
有給休暇の大半を世界のカジノめぐりに費やしてきた。通い始めたころは負け
つづきだったが、ある頃から、お金を増やすことができるようになった。

なぜ著者はカジノで勝てるのか。長年、世界のカジノ産業を見て得た知見を大公開。

第１章　日本版カジノ狂騒曲
第２章　カジノはどこにできるのか？
第３章　カジノビジネスとは何か？
第４章　世界のカジノはこうなっている
第５章　カジノとは人間修練の場所

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Keizy-soze]

【本物のカジノへ行こう!】 ４月３日読了。 ２０１６年３８冊目。 ‪#‎2016本めも‬ 元ソニーの新規事業プランナーで世界のカジノ場を回っていた著者の 実際の五感で体験したレポと日本のカジノ政策の是非について 真面目に論じている本。 正直、私はギャンブルは好きな部類に入ると思う。 麻雀も好きだし、競馬も嗜む程度にはやる。 （但し、パチンコもスロットはあの音と雰囲気が苦手で、まだ一度もやったことがないのだが）。 その中でもカジノは大好きだ。 その他のギャンブルと順列をつけるつもりはないが、 カ

2016/04/04

[maimai]

東京オリンピック開催を機に問い質されているカジノ設立。カジノ設立に関しては様々な是非が問いただされていますが、興味深いのがカジノは莫大な収入を得られる為のビジネスの一環であること。カジノと聞くとギャンブルというイメージが強いですが、国の景観を形作るグローバルの一環、雇用の創出、リゾート地開発、労働者のストレス発散等様々な影響を与えるものであると考えられています。日本では賛否両論ですが、先進国でできていないのは日本位。マリーナ・ベイサンズも実は日本の企業が作ったから本当に日本にできたらどうなるんだろう、、

2020/08/18

[OKKO （o▽n）v 終活中]

マカオのカジノ初心者としてあれこれ思い悩む（笑）ことも多い日々、ふと読書メーターで見かけて飛びついた！　購入！　帯を見てまた興奮「日本版カジノ＝出来る！　必勝法＝ある！！」……カジノ必勝法的な本なんか買ったら人間おしまいだと自重してた私がバカだった。今の私がカジノで一日に使える予算でなにをどうすればよいかわかった気がする！　やっぱ「現場を知ったうえで理論を学ぶ」といろいろ腹に落ちる。マカオのテーブル怖いぜ、と思ってたのは正解だったが、スロットしょぼい、と思っていたのは間違いだった！（と、読んだ）やるぞぃ！

2017/07/30

[羊の国のひつじ]

カジノ必勝法があると帯に書いてあったので買ってみた。本当に必勝法なのかは試してみないとわからなさそうだ（笑）日本にカジノができたらどうなるのか、著者が行った国のカジノの紹介など、とても興味深かった。日本のパチンコがなぜカジノと同じ扱いではないのか疑問に思っていたが、それが解決できてよかった。他国からしたらカジノと同じだそうだ。

2019/12/11

[よっしー]

★3 著者がソニーがカジノを考えてたんだ、知らなかった。一発勝負、自分にはあってるかも。

2016/07/14