出版社内容情報
30人兄弟の末の姫は自給自足で生活中!!!!そんなある日、畑に向かうとそこにはケガをしたイケメンが落ちていて―――!!?
内容説明
色好みの父王の25番目の姫である身分を隠し、町外れの小さな家で暮らすローゼ。嵐の夜に倒れていた青年フィンを助けて思いを交わすも、彼は祖国に帰ってしまった。歳月が過ぎ、ローゼの元に突然、大国の王オスカーから婚姻の申し込みがくる。フィンはオスカーの仮の名だったのだ。「ずっとキミのことばかり考えていた」内紛を収めるため時間がかかったという彼に、甘く愛される日々。だがオスカーを恨む令嬢がローゼを狙い!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
5
国王が子供産みすぎているおかげで25場面に生まれたヒロインは母親と城外で育つことに。母が亡くなってからは近所の一に助けられつつ一人暮らしをしていた。で、嵐の夜に家のプラムの木のところに倒れている青年を発見。助けていい仲になるけど、二年音信不通。かと思ったら王宮に呼び出され隣国に嫁げと言われる。結婚相手はなんと二年前に助けた彼だった、というやつ。よくあるけどご飯美味しい描写が多いのでとにかく読んでいてお腹がすくわ。陰謀的なものは特になく、ヒーローも命狙われていたの最初だけで今は平和。ほのぼの飯ウマ話だった。2021/09/04