ハヤカワ文庫NV<br> グランドフィナーレ

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ハヤカワ文庫NV
グランドフィナーレ

  • ISBN:9784150413798

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内容説明

ヨーロッパ映画祭4冠!  話題映画をアカデミー賞監督が自ら小説化! カンヌ映画祭で話題となり、ヨーロッパ映画祭4冠を達成した、パオロ・ソレンティーノ監督/マイケル・ケイン主演映画を監督自身が小説化! 映画は新宿・バルト9他にて2016年4月16日公開。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つねじろう

76
そうこれはねぇなんというか表現し難いけど正に本で読む映画であります。実際映画を本にしたものでその監督が作者であるわけなんだけど。これが単にシナリオ本って感じの出来映えでなくきちんと小説として成り立ってる所にこのパオロ・ソレンティーノって人の才能の凄さを感じる。その75章のシーンの切り取りの見事さ、台詞、風景、人の配置、タイミング、余白に唸らされる。映画は来月公開。一日も早く観たいと思う反面観たくないような、それはお勧めしたい反面自分のものだけにしたいという感情に似てる。本と映画好きには堪らないお話しです。2016/03/25

蘭奢待

21
グランドフィナーレはとても好きな映画。監督による同名小説があるのを知り読む。ほぼ完全に映画のシナリオ。細かく章が別れているが、おそらく撮影のカットに合わせているのであろう。映画の美しいシーンを様々と思い出す。この本に限っては映画を見てから読むのが正解。グレートビューティといい、この監督の撮る映画は素晴らしい。2018/09/17

tom

12
この本は、映画を見てから読む本です。たぶん、そのようにしたら、良い本だなと感じる可能性大。そう思って、ネットで映画の予告編を見てみると、なかなかよろしげな映画の雰囲気でした(笑)。2016/05/23

kurupira

4
ちょっと前にに映画を観て面白く、その監督が書いてる本という事で興味があり買ってみた。まあ、映像と音楽あるから映画の良さが優ってしまう。さらっと振り返るには良いが、もう少し文章ならではの奥深さが欲しかった。2016/05/02

Ichiro Toda

2
映画のほうがやはり印象的だし、音楽は紙面からは聞こえては来ないのでやっぱり小説の方が不利な気がする。それでも映画とくらべて、音楽の雰囲気の描写だったり、登場人物の位置付けだったりで、それはそういうことを描写していたのかと気がつくこともある。単独で読むような本ではないと思うので、映画を見るほうが作品に入り込めると思う。公開している最寄りの劇場が田舎の地域だったので、わざわざ電車で数時間かけて見に行ったのいい思い出。DVD化もされているので映画見た後の確認に。小説だけではなんのことやらって気がします。2017/12/20

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