内容説明
アレクサンドラは病院で目覚めた。行方不明になった留学生の捜索中に事件に巻きこまれ、記憶を失った状態で発見されたのだ。現場では彼女の傍らで副保安官が冷たくなっていた。このままでは殺人犯にされてしまう。でも私は殺していない!唯一の味方であるはずの保安官ミッチは、なぜか事件の核心には触れたくなさそうだ。記憶を失う直前、彼女とミッチの間には何かがあったらしい。必死に記憶の断片を集めようとするアレクサンドラの頭に、突然稲妻のような言葉が走った。“血は水よりも濃い”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
シリーズ。登場人物も少なくて読みやすくはあったが、ヒーロー、ヒロイン共に全く魅力がなく、事件もやたらとややこしくし過ぎて、途中から斜め読みになった。特にヒーローはヒロインに惹かれている自分に腹を立て、ヒロインが自分の身内に疑惑を持っていることに猛烈に腹を立てて、罵詈雑言を浴びせる。直後にヒロインが事件に巻き込まれて記憶をなくすことになる。しかし、刑事である彼は、彼女が自分に嘘をついていたことを批判しながら、自分のとった行動を彼女には離さないし、彼女の意見を批判し続け、身内を擁護する。ヒロインは精神的Mだね2018/05/16
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