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内容説明
知識と情報の拡散は、この世界のあり方をどのように変えてきたか? 書写の時代からグーテンベルクの印刷術発明を経て、デジタル化とIT革命、そしてAIの世紀へ。知の万人への開放がもたらした社会変革の正体を読み解き、未来への視座を提示する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
173
情報を秩序立てて体系的に組み上げたものが知識である。人類が語り継いだ知は一部の人が秘匿し独占してきたが、開放され加速した現在ではいかに早く多くの人へ届くかに腐心している。秘匿はほぼ不可能となり、検索すれば出てくる世界へ。しかし何を調べるのか。そこに価値は生まれる。新しい発想を得るためには知識の蓄積が不可欠である。そこから疑問が生まれ探求を繰り返す。世界中の人々はリアルタイムで有益な情報を得る反面、情報の信頼性に左右されている。人は今後、考える時間が増え進化し続ける。沢山の知識を持つことは人生を豊かにする。2022/10/22
壱萬参仟縁
57
問題となるのは、「知識は無料で提供されるのが当然」という考えが支配的になったこと(4頁~)。学問世界においてラテン語が使用されたのは、本当の目的は、一般の人々との間に障壁を設けること(29頁)。この壁を市民大学院は破り、学び合い・育ち合いのしくみを創っている。図書館の本を借り出して人に見せない教授(45頁~)。野口教授は、ネットを通じて拡散する情報と、書籍を通じて拡散する知識とでは、質的に違いがあるという(98頁)。これを埋める読書メーターは素晴らしい場である。2017/07/04
ほじゅどー
14
★★★かつてはギルドにより独占されていた知識。今はインターネットにより全ての人が情報の受信者のみならず発信者になった。いまは検索技術が重要な意味を持つ。人工知能の問題点は人工知能がやがて人間に反抗して戦いを挑んでくる危険性である。2017/05/13
中島直人
14
大御所ともいうべき著者がわざわざ語るような内容ではなかったのが残念。あまりに薄過ぎ、得るところ少ないとの印象。2016/11/21
ちぇけら
12
閉じた知識から開かれた知識へと移行していく過程、活版印刷、インターネットからAIへ。これから「知識」はどうなっていくのだろう。なにかを知っているということの価値が、意味が、どう変わっていくのか。2018/04/28
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