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内容説明
2008年、未曾有の危機に陥った世界経済。元凶は、ヒト・モノ・カネの歯止めなき自由化で世界を投機市場に変えた、経済のグローバル化であるのは明らかだ。にもかかわらず、わが国のエコノミストや政治家は「サブプライム問題は決定的な原因ではない」「日本はまだまだ構造改革を進めるべきだ」「もっと公共投資を削り、公務員を減らし、民営化を進めるべきだ」などのデタラメを垂れ流す。緻密なデータ分析とロジックで絶大な信頼を得ている経済ジャーナリストが、亡国の虚言・妄言を徹底論破。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
23
我が国のエコノミストや政治家は、経済不況の原因は、日本がまだまだ構造改革が進んでいないからだとか、公共事業の無駄を削り、公務員も減らして、民営化をもっと推し進め、小さな政府にするべきだといったもっともらしいデタラメを垂れ流しているからだという。 何度も繰り返された議論だが、これまでの日本経済において、構造改革路線から離脱した1996年に先進国で最大の経済成長を遂げて、経費回復の兆しを見せたが、橋本政権が急激な構造改革路線を断行して、景気の腰折れが生まれた。 景気低迷時の構造改革主張はデタラメだという。2019/07/05
eb
1
経済の基礎知識を十分に把握してからもう一度読みたいところ。しかしその手のことについて何にも知らない私でもうっすらとではあるがデタラメ感がわかる問題が挙げられていたので、よほど世間にはデタラメが蔓延しているのだと実感。それから当著のデタラメも指摘できるようになればいいんだが、今のままではさっぱり。2009/03/21
さとっぺ
1
世の中で当たり前のように考えられていることも含め、「ちょっと違うんじゃない?」と指摘した本書。公務員の数や編集途中に起こった金融危機も頑張って盛り込んでいるが、30も話題が詰め込まれているため、一つ一つの「デタラメ」について十分論じ切れていない感があるのは仕方のないところか。2008/12/25
ラガードー
0
年金破綻や社会格差など、ともすれば社会全体が多数派意見を前提として論じられがちな話題について、異なる視点を提供してくれる本著であり、目新しい説とその論拠が並ぶ。ただしそれら新説が信用できるか否かは、自ら別の諸資料にて検証する必要があろう。2016/12/16
増木貴史
0
参考書やね。2015/04/11
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