幻冬舎単行本<br> 母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます

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幻冬舎単行本
母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます

  • 著者名:朝日新聞社会部【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 幻冬舎(2016/03発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344029057

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内容説明

「100歳まで頑張る」と話していた98歳の母の首に、74歳の息子が手をかけた――。
これが自分だったら、一線を越えずにいられただろうか?

記者が見つめた法廷の人間ドラマ29編。
朝日新聞デジタルの人気連載、ついに書籍化!

◇就寝中の28歳の息子の胸を刃物で刺し、命を奪った父。裁判長も認めた「相当やむを得ない事情」とは――。
◇介護が必要になった夫に、長年連れ添った妻が手をあげた。頭によぎったのは、36年前の夫の裏切り――。
◇法律家への狭き門・司法試験。その問題を長年作り続けてきた憲法学の第一人者が、教え子の女性に試験問題を漏らして、被告人席に立った――。

裁判所の傍聴席で日々取材をする記者が、強く心に残った事件の裁判の模様を綴る、朝日新聞デジタル版の連載「きょうも傍聴席にいます」。本書は「泣けた」「他人事ではない」と毎回多くの反響が寄せられる、この人気連載を書籍化。連載開始の2013年5月から昨年末までに掲載された全29編を収録する。介護に疲れはて……。育児に追い詰められ……。恋愛のもつれのはてに……。借金が膨らみ……。法廷はまさに人生と世相の縮図である。一線を越えてしまった被告の、生(なま)の言葉と息づかいに、深く心を揺さぶられる読み物である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

292
様々な裁判を傍聴した著者の傍聴手記。犯罪は決して許される行為ではない。常識的にその事は理解できる。それを前提として、あえて思いを綴る。犯罪には二種類ある。決して同情の余地なき憎き犯罪と、同情の念を抑えられない犯罪!『ごめんね、もう育てられない』『妻と娘を守る義務がある』『母さんごめん、もう無理だ』日本は自殺大国でもあり堕胎数も多い。精神的な病と認定される人も多く介護問題は爆増に歯止めをかけられない❗小さな島国なんだよ日本は!世界の体裁を保つだけでなく、国民個々の悩みに直結する地に足ついた政治を求む‼️🙇

ろくせい@やまもとかねよし

266
「朝日新聞デジタル」連載「今日も傍聴席にいます。」からの29本の記事が収録。万引きから殺人までさまざまな裁判傍聴の記事。社会的に注目された事件も含む。ほとんどの犯意の背景は利己的なものと感じた。利己から、ルール自体を守らない、他者への迷惑を感じない、他者を殺めることを選択する。また、彼らの多くの犯意は、罰が抑制的に働かない気がした。すべての人間が共有し遵守できるルールを作ることはできるのだろうか。また、極めて特異な事故や事件から過剰なルールを作ることは本当に有効なのだろうか。人間が多様であることを実感。2019/11/08

やすらぎ

164
この世の中、常に裁判が行われている。第三者からすると随分前の事件であっても、被害者にとっては毎日苦しみ、今日起こったかのように忘れることはできない。そこには必ず加害者が存在する。故意、不注意、親の責任、お金目当て、暴力と色々な事由がある。…順風満帆な人生はない。山あり谷あり、生きていると犯罪と紙一重の瞬間は誰にでも訪れる。加害者にも被害者にもなりうる。無かったことにしてほしい。人生は後戻りできないからこそ、丁寧に過ごしたい。他者を尊重して一歩引く。しかし辛いときに辛いと言える人がいないから苦しんでしまう。2019/07/22

いつでも母さん

132
読友さんから、そしてタイトルに惹かれて。正直私の中で『言語道断』『情状酌量』の余地など無い・・のも多々あったが、この被告に私がならないと言い切れるか?というのもあって、苦しく・重く・哀しかった。人が人を裁くのって難しいね。他人様を巻き込んでの罪はわりと冷静に読めたのだが、家族内の事件はキツいのもあって。だが現実なんだ!ほんの少し誰かに助けを求めていたら、ほんの少し誰かが気づいていたらと思うと遣る瀬無い。2016/04/02

とも

104
たくさんの事件の傍聴記録集。強い感情を目の当たりにするのが苦手なので(ノンフィクションだと特に)これなら冷静に受け止められるかな…と思って。 ただ事件の概要と裁判でのやり取り、判決なので被害者側の目線がないのが気になりました。 目にした記憶のある事件も何件かあったのだけど判決が出てるのを知らなかったりして関心を持ち続けるのは難しいなぁと思ったりしました。2017/06/24

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