敗者たちのツール・ド・フランス ~ランタン・ルージュ~

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敗者たちのツール・ド・フランス ~ランタン・ルージュ~

  • ISBN:9784777815050

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内容説明

最下位で走りきった選手たちの「敗者の美学」ストーリー
世界最高峰のロードレース「ツール・ド・フランス」。毎年7月に行なわれ、23日間で3300km、高低差2000m以上のコースを走り、最終日までに2~3割の選手が脱落するという過酷なレースだ。
本誌は、その勝者ではなく、「ランタン・ルージュ」と呼ばれる最下位で完走した選手=敗者にスポットを当て、エピソードをまとめたスポーツ・ノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

24
ランタン・ルージュにスポットを当てたツールの一裏面史2016/02/14

redbaron

12
ロードレースという特殊な狂争。チーム№1の彼をいかに黄色ジャージを着せるかに狂想し、時には他チームと協奏しあいながら強壮なアシストが競走し、競争し、役目を終えれば静かに集団から身を引く。現在のツールには敗者はいないと思う。赤い後尾灯の彼らの想いがどんなものだったか、感じられる一冊。でもちょっと読みにくい…かなw2015/08/10

LNGMN

8
3週間にも及ぶ世界最大のロードレース「ツールドフランス」は、その過酷さから完走だけでもプロ選手としては充分なキャリアの1つだ。その完走者の中から最下位に与えられる称号がランタンルージュで、100年にも及ぶツールの歴史の中から最下位獲得者の姿を追う本書は、獲得までの数奇な過程だけでなく、人生にも例えられるロードレースの不思議な魅力も描き出す。筆者自身が完走を諦めたコースにもう一度挑戦し、「ランタンルージュ」を獲得するエピローグは、自転車の魅力をピュアに示していて、とても美しい。2019/08/07

最後の羅針盤

7
今日も走って来た。40km、500mのホームコースだけど、走り出すまでは自分と戦いだった。なので、気分は敗者じゃない。記録は散々だけれども。2016/07/18

ケニオミ

7
肉体と薬物の極限に挑戦するツールについて読むの好きなんだけどね。今回はいただけませんでした。勝者を扱うのは簡単なんですが、敗者を扱うのは、その人、あるいはその人にまつわる出来事が魅力的でなければダメですね。まだほんの1章しか読んでいませんが、その1章が退屈で読むのをあきらめました。ツールよ、また会おう!2015/07/20

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