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内容説明
人間は偶然というものに強い興味を抱く。そしてその偶然を解明し、なんとか秩序立てて理解したいという欲求を抱き続ける――。数々の文学賞を受賞した作家が明かす「物語」が持つ力、そして今、「人間」が持つ力。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
18
冲方丁さんの新書を見つけたので借りて読んでみた。偶然と必然とか、四種類の経験(直接的/間接的/神話的/人工的)とか、物語の成り立ちとか、冲方さんなりの考えをまとめてます。 子供のころにシンガポールやネパールで過ごして日本に来てカレンダーに衝撃を受けて---キリスト教のクリスマスやら大晦日の除夜の鐘(寺)やら初詣(神社)などの混在---日本最初のカレンダー(暦)を作った渋川晴海の話(天地明察)を書くきっかけになったとか。 ちょっと真面目な本やったから疲れました(^^;)2018/11/03
まつじん
16
小説ではなかったです。冲方丁さんの創作にかける思いとか源、そしてこの業界を発展させていこうとする意気込みに圧倒されました。中身についてはみなさん各自で読んでね!2016/04/09
645TJC
11
偶発的に発生する物事の繋がりや関係性におけるプラスの側面を意識したい。2016/06/26
はまゆう
9
ヒトは4つの経験に左右されていることを知った新書。 天地明察読みたくなったわ・・・2017/08/03
はすのこ
9
良書。やはり、文章表現が上手い。2016/04/24