―<br> 世界でいちばん貧しい大統領からきみへ

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世界でいちばん貧しい大統領からきみへ

  • 著者名:くさばよしみ【編】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 汐文社(2016/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784811322483

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内容説明

生い立ち、大統領になるまでのさまざまな体験、若者への思いなど、ウルグアイの自宅の農場で語ってくれた「言葉」を通して、その人柄・哲学がよくわかる。子どもから大人まで読めるメッセージブック。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

293
とてもいい話だった。とても真摯に物事を考えているなぁと思った。2015/11/07

157
もう1冊のスピーチの絵本よりも大人向けかな?ムヒカ大統領の考え方はやはり哲学が絡んでいたのですね。やはり哲学は生きる上で大事なのだとわかりました。豊かになりたくて働くのに、豊かさを上回るお金を稼ぐために時間がなくなっている、本末転倒な毎日を送っていることに気づかされました。お金がないと生きてはいけないけれど、ムヒカ大統領に、命とは、生きていることは奇跡なんだと改めて教わってはっとしました。2015/12/23

chimako

112
たった70ページ足らずの本だが厳選して15ヵ所にチェック。ムダなところが一切無い。巻末の写真のムヒカ氏は色あせ伸びきったスウェットにサンダル履きで本にサインをする。奥さんのルシアさんもスニーカーに茶色のズボン。ブラも無し(たぶん)。お二人の生活ぶりがうかがえる。これは、これからの子供たちに向けた本だが人生のかなり後半を生きる自分にとっても勇気づけられる一冊。「人生は過去じゃない、未来だ。」「貧乏とは無限に多くを必要とし、欲しがることである」欲しいものはあまりないし、人生は未来。さぁ、これから。2016/03/08

k sato

104
ウルグアイ第40代大統領のホセ・ムヒカが語ったのは、彼の人生哲学であった。命、幸福、自由、容赦とは何か。国連会議のスピーチで注目を浴び、その質素な生活にも関心が集まった。「世界でいちばん貧しい大統領」と呼ばれたが、物質的、精神的な貧しさは感じられない。彼の哲学は、アイマラ族の言葉「貧乏とは、無限に多くを必要とし、もっと欲しがること」に似ている。大量生産・消費の資本主義とは正反対。先進国は強欲で、物欲を満たすために生きているようだ。彼の哲学は、どう生きたいかを教えてくれる。老子の「知足者富」が浮かんだ。2023/02/28

Aya Murakami

100
世界一貧しい大統領の存在は知っていましたが、まさか逮捕歴があるとは…。壮絶な人生だったのですね…。 そして暇ということを今まで見下していましたが、作者さんの言葉でそうではないと気づきました。これから暇を活用して哲学してみます。2018/01/16

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