EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日

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EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日

  • 著者名:浜矩子【著者】
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 朝日新聞出版(2016/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023310155

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内容説明

ギリシャに端を発した、欧州の財政危機問題はポルトガル、イタリア、スペインといったいわゆる“PIIGS諸国”に連鎖し、遂にEUの屋台骨の一つであるフランスまでにも飛び火して、金融危機が勃発しようとしている。さらに、もう一つの屋台骨であるドイツも“改革疲弊・限界支援”で今後の動きが読めない。EUは、まさに“メルトダウン”寸前の状態にある。ギリシャの破たんが、すぐそこまで来ている今、ユーロは暴落し、諸外国の株価も急落している。EU発の“世界経済大崩壊”“第二のリーマン・ショック”は日に日に現実味を帯びてきているのである。果たして“世界最大の国家”EUは生き延びられるのか――。そして、この欧州危機は世界に伝播し、大恐慌に陥ってしまうのか――?“ユーロ”という通貨の統合の“果実”が“毒”に変わりつつある今、世界経済は大変革のターニング・ポイントを迎えている。欧州危機を乗り越えるにはどんな方策があるのか? そして、日本は今後EU諸国とどの様に関わっていくべきなのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsu

22
★1 センセーショナルなタイトル、帯の「国際経済学の重鎮が緊急提言!」とのギャップがひどい。 あまりにも内容がなくがっくり。専門家ならではの視点もなく一般的に誰でも知っているようなことが変なたとえを交えて語られている。出版社として朝日新聞社の良心が問われる。これはダメでしょう。2016/03/14

手押し戦車

11
動物は檻に閉じ込めると自由が無くなり元気がなくなる。自由に動き回る走っていても休む憩いの場が無いと威勢のいい動物でも疲れ果て地に落ちる。今の経済は自由に動き回り疲れ果て憩いの場を作る段階だが、憩いの場が高い代償を伴い自分達が作った憩いの場でも他国の為に負担したり、自国の努力が他国の負んぶに抱っこになり協調が取れずやがてばらけていく。税金を使って他国を救済し自国の税率や国債金利が上がっている。連合経済は登山チームと一緒で、誰か一人でも事故が発生したら全体が巻き込まれ対応が大変に成る。中央銀行は分裂させるべき2015/01/05

中島直人

8
(図書館)EUをネバーランドに例えるのは面白いと感じたが、他は得るところなし。新幹線内で書いたという記載があったが、出版社に言われて、時流に乗っかって急いで書き散らかした印象。2018/09/01

nchiba

3
今起きている危機の原因は、まず今のヨーロッパの成り立ちから読み解かなきゃいけない。この本にはユーロ成立までの歴史が書かれ、なにが問題なのかがコンパクトに書かれている。読むなら今。賞味期限の短い本だと見た。今年の暮れにはユーロがどうなっているかわからないからね。2012/06/03

Skywalker

3
「ユーロランド」の終焉に向けてのカウントダウンは、「デジャブ」というか、歴史は繰り返すというか、とにかく”なるべくしてなった”感が強いですね。本誌を読んで、”通貨統合から始まる一連の物語は、狙ってやった人がいるんじゃないのでは?”と、勘繰りたくさえもなってしまいました。国債はモルヒネ(緊急時の痛み止め)であって、栄養剤じゃないです。薬なら取り締まる立場の人が発行するのが国債なんで、もっと性質(たち)が悪いですね。。。子供世代のために、今の痛みを我慢しないとですね!2012/04/18

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