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内容説明
百年間に入国したのはたったの2人……。女王デボウ・スホが統治する、幸福で豊かな楽園「ルナティック・シティ」を訪れたサエバ・ミチルと相棒のロイディ。「死」も「殺人」も存在しないこの楽園で起きた、完全なる密室での完全なる犯罪。誰が、どうやって、何のために――!? ミチルとロイディは推理を開始するが……。森博嗣の女王シリーズ・ビジュアル化第1弾!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
26
百年シリーズの復習として。 なんとなく装丁の絵が自分には合わないかなと敬遠していたが、濃密な物語が非常に良い感じでまとめられていることに気づく。スカイ・クロラのような空気感もよく絵に出ていて、いいコミカライズだなと思った。 なるほど、こういう物語だったなとあらためて味わう。世界観も展開も非常にいい。そして何よりもその根底にある思考。続けて読んでみようと思う。 「目にすれば失い、口にすれば果てる」2016/07/01
ぺぱごじら
12
文章にすると数頁かかる描写が、絵だと一枚で済んだりするのはどちらが文化文明としてスゴいことなんだろうと考えてしまうが、先に文章がある場合、その情報量を余すことなく一枚に封じる『絵』を描ける人は素晴らしいと感じるのです。頭の中で勝手に『C3PO』みたいなビジュアルにしていた『彼』が結構な男前だったのには虚を衝かれたが、あの幻想的な世界観がリアルに迫る気分を味わえて、いいコミカライズだと感じています。木葉功一さんあたりにも描いて欲しいなとか余計なことを考える(笑)。2015-1912015/11/29
ぷりけ
8
友人にいただいた本。先に2作目を読んだのでちんぷんかんぷんだったけど、こちらを読んで、なるほどねーって繋がって、面白かった!2017/04/27
フルタワ
8
正直あまりごちゃごちゃした話は最近の気分では読みにくくて合わないんだけど、どこかで聞いたようなタイトルだったからさらっと斜め読み。事件の真相よりもミチルの正体の方ばかり気になってたから、最後の種明かしですっきり。こういう二人で一人のような設定は大好き。しかもこれはそこに更にもう一人加わって、三人(?)で一人だし。離れては生きていけないという、その儚さに惹かれているのかな。ミチルはいいキャラでした。2013/12/06
ふぃか
7
まさに、さっと復習するために再読。手元に置いていてよかった!あーそうだったそうだった、四季冬からすぐ読んだら、とても新鮮に楽しめた。また、単純に衣装設定がとてもいい。人類は、遠くまで来たものだ。2017/04/30