社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方

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社長のための「中小企業の決算書」読み方・活かし方

  • 著者名:安田順【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 日本実業出版社(2016/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784534052780

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内容説明

中小企業と大企業では、決算書の分析手法が異なります!
書店にあまたあるトヨタやユニクロといった大企業の決算書の分析手法を、中小企業の経営判断に当てはめても、役立たないのです。
たとえば、流動比率(流動資産÷流動負債)を計算すると、200%超の超優良企業になる中小企業は少なくありませんが、そんな企業が倒産することは珍しくありません。
それは、大企業の決算書が財務会計上“正しい”のに対して、中小企業の決算書は節税対策でつくられてしまうこともあるからです。
本書は、企業にお金を貸す立場の銀行員が実践するノウハウを踏まえて、中小企業の「等身大の決算書」を財務分析するポイントを解説。
「銀行の担当者は決算書の何を見て融資先の実力を判断しているのか」を知ることで、自社の課題・問題点も見えてきますし、銀行の態度が豹変する前に、適切な経営改善策をとることだってできるようになります。
経営に不可欠な「決算書の読み方・活かし方」に関する知識を身につけて、会社の数字をビシッと語れる経営者になりましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a*u*a*i*n34

15
復習第2段。他の会社の数字の見方を勉強するため、それに一番長けているのは銀行員ということで本書を読みました。一部は決算書の見方というよりは銀行員とどう渡り合うかと言った指南になってます。2019/05/03

Sakie

14
企業が経営のために資金を借りる/返すことを前提に、経営の数字の見方を指南する本。今のところ融資は必要ないが、だいたいのところは読めていることと、銀行が企業を見るポイントや知りたがる事項が判って良かった。数字の定石を見る目は今のうちに養っておこう。貸借対照表の経年バームクーヘンは視覚的に把握できる意味で良いみたいなので続ける。一人あたり売上高、一人当たり人件費、一人当たり平均支給額もバームクーヘン化してみたい(従業員数は法人税申告書から)。数字を社員にオープンに、をいずれやってみたい。 2019/09/10

紫の煙

8
中小企業の社長が、銀行員と相対するために、何を知っておくべきか、簡単に解説してある。銀行員は、決算書なんて信用していない。財務分析も意味がない。重要なのは、現金とキャッシュフローである。数字をきちんと理解して経営している社長は、殆どいない。2021/03/04

Yuichi Tomita

3
他書が良かったので、こちらも読んでみた。あまり難しいことは書かずに、BS/PL、キャッシュフローについて、銀行員はこう見るだろうという目線から解説されている。 リスケになるパターンについて述べられているのも良かった。借入頼りになる前に収益性を上げる手を打つ必要性を感じる。2023/11/02

hexia

2
中小企業の社長向けに、決算と帳票の基本知識を解説している。目的が「銀行員と打ち合わせして、融資を切られず、追加の融資を取ってくること」というから、私みたいなリーマンは笑ってしまう。当人は必死なのだろうが▼前提として簿記三級程度の知識は必須。私も簿記は勉強したことがあるが実際の経営は実感がなかったので、「この数字はなんのために計算するのか」「この指標はどう参考にされるのか」がよく分かり大変勉強になった2021/03/15

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