それでも暮らし続けたいパリ

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それでも暮らし続けたいパリ

  • 著者名:松本百合子【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 主婦と生活社(2016/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391148428

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内容説明

本当に豊かな日常がここにある。
コンビニがない!街は真っ暗!犬のウンチもあちこちに!
不便で面倒で大ざっぱ、危険とも隣り合わせ……。
それでも引き寄せられてしまうフランスならではの魅力とは?


【内容】
《CHAPITRE1》古くて懐かしい街並みとおおざっぱな下町的人情味
 1 年々減りつつある犬のウンチ。大目に見てあげたい犬たちの「ひとり散歩」
 2 ヒールを隙間にとられる危険が、ますます闘志に火をつける過酷な石畳
 3 メリーゴーランド、ペタンクetc.頑ななまでに変わらぬ街の古くさい光景は、平穏で幸せな日常のシンボル
 4 「家じゅうを見せる」厄介なしきたりと「屋根裏を空にする」大儀な習慣で人の輪が広がっていく
 5 むき出しで土のついた野菜、不ぞろいの果物……マルシェは楽しい社交の場

《CHAPITRE2》あっさりとは対極の面倒で愛あふれる距離感
 1 「メルシィ」も言えない無礼な私を人前で叱りつけてくれたパリジェンヌよ、ありがとう
 2 「ヴ」と「テュ」のはざまで悩んで、揺れて、いずれ面白くなる心の距離感
 3 いくつになっても、ぼくの子猫ちゃん、私のひよこさんと呼び続けるフツーの夫婦
 4 恋人でもないのにほっぺたにキスをし合う濃厚な挨拶、ビズ

《CHAPITRE3》「飲む」「食べる」「しゃべる」「休む」すべて、ゆっくり、たっぷり

《CHAPITRE4》不便とイライラがちりばめられた、人間的な日常

《CHAPITRE5》暗い街にひそむ、美しき光と危ない影

《CHAPITRE6》人生はドラマティックな舞台!
 1 長いキス、熱い抱擁、でも別れはあっさり。みんな「切り替え上手」な役者
 2 「遊び心」に脱帽!思わず涙した人生最大のサプライズ
 3 ユーモアは命がけの真剣勝負。逆境でこそ輝くフランスのエスプリ
ほか


【著者紹介】 松本百合子(まつもとゆりこ)
上智大学仏文科卒。商社OL、女性誌ライターを経て翻訳者に。2001年よりパリに暮らす。夫は、フランスのグランシェフ、ドミニク・ブシェ氏。パリ8区と東京・銀座のレストラン「ドミニク・ブシェ」では、マダムとしても活躍している。訳書に、ラボリ著「かもめの叫び」(角川書店)、スアド著「生きながら火に焼かれて」(ヴィレッジブックス)、2011年3月の東日本大震災の被害者を主人公にした、リシャール・コラス著「波 蒼祐、17歳のあの日からの物語」(集英社)など多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふ~@豆板醤

23
3。パリでの日常を切り取ったエッセイ。メルシーが言えないと無礼だったり文法が難しかったり。日曜休業のお店の罠(笑)C’est bonやBonne jorneeなど聞いた事のあるフレーズを懐かしみながら読了。主語によって動詞が変形したり、すごくややこし(*_*)2017/07/26

M2

7
『日本人妻は見た』?の番組に出ていたことがある翻訳者が作者。2019/06/30

Nene

5
フランス人シェフをご主人にもつ、日本人マダムがパリでのカルチャーショックを綴った本。第1章がいきなり「うんち」についてなのには度肝を抜かされましたが、読んでいくとああたしかにここはうんちから始めるべきだったと納得。文章にシックさ、知的さを感じます。フランス人はハイヒールを履いて石畳を歩く話ではハイヒールの歴史にまで遡ったり。クスりと笑わせてくれるユーモア(ちょいブラック)も。パリの生活がわかればいいやと手に取った本ですが、この著者の他の本も気になってきた!2019/12/05

*takahiro✩

4
さすがパリ在住15年、イメージしていたパリの雰囲気がそのまま感じられる本でした。私もパリで暮らしてみたい。パリじゃなくても日本以外の街で生活して、思いっきり異文化を体験してみたい。とりあえず、パリシリーズはここで小休止にします。2019/01/04

ayako

4
かっこいいだけではないパリジェンヌの姿が見えます。2017/12/03

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