出版社内容情報
法律学の基本である法解釈を,憲・民・刑と異なる分野の著者が丁寧に解説。法解釈の思考過程を具体的に文章化し,法分野ごとの考え方の特徴を明らかに。法解釈の初歩から実践まで体感できる。法解釈の例として,今回新たに「動機の錯誤」を書き下ろした。
内容説明
憲法・民法・刑法分野の気鋭の研究者が語る法解釈の世界。これまで文章化されなかった考え方や基本!
目次
第1部 法解釈を始めよう(まずは条文を眺めてみよう;条文を解釈しよう;各法分野における法解釈の特徴;法解釈と利益衡量論;解釈の対象となる法;判例・学説の関係)
第2部 各法分野における法解釈の例(民法;刑法;憲法)
第3部 2つの視点から考える法解釈(広島市暴走族追放条例事件―憲法と刑法の視点から;立川テント村事件―刑法と憲法の視点から;利息制限法と司法―民法と憲法の視点から)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酒井 敦
1
大学の教養で学ぶ本かなと思う。法解釈のイロハが書いてあって、読み込み中である。立法(国会)の意志で法律の条文に書き込まれないと、司法に意図は伝わらないものと、理解した。立法担当者(たいていは官僚)が立法意図を書いた資料は、国会の意図とは限らないなど、いわれてみれば当然なのだが、考えてしまった。2023/10/13
ヲカイさん
0
やっと読み終わった、、 タイトルからすると「入門」書なんだと思うけど、「法解釈入門」の本であって、「法学入門」の本ではないから、憲民刑の学習を多少でもしておいてから読んだほうがよくわかるのではないかと思った。2025/08/11
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