岩波ジュニア新書<br> 社会の今を見つめて - TVドキュメンタリーをつくる

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岩波ジュニア新書
社会の今を見つめて - TVドキュメンタリーをつくる

  • 著者名:大脇三千代
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 岩波書店(2016/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005007257

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内容説明

日常に潜む現代社会のひずみをていねいにすくい取り,数々のTVドキュメンタリーで問題提起をしてきた著者.報道記者として,夜の町,事故現場,かつての戦場や産科病棟等で見たもの,聞いたものを通し,今,社会で何がおき,私たちの暮らしとどう関わっているかを熱く語る.同時に,いかに生きるかを考えさせられる一冊.

目次

目  次
   プロローグ 一人前の記者になりたい!

 1章 わたしの隣に
   フィリピーナ・マリーサとの出会い/人として見る/娘は母親のような人生を送る/ニッポンの「制度」と「意思」のはざまで/強制送還と引き換えに/ 「時代」をうつす鏡
 2章 大人の説明
   六歳の子どもにもわかる報道を/加害者は誰なのか/苛烈な競争現場で/トラック運送の規制緩和/数字ではなく、一人ひとりの命の重みをわかってほしい/交通事故じゃない、交通事件だ/大人の責任を果たすということ
 3章 なぜ戦争体験を語り継ぐのだろう?
   祖父の戦争と孫の思い/戦地からの手紙/郵便隊の仕事/死守命令/戦争って何だろう
 4章 SOS! 人が足りない!?
   消えた産声/先が見えない/絶滅危惧種/医師の逮捕/幸せを支える仕事/命の重み
 5章 報道記者として何を伝えるか
   映像は大きな可能性を持っている/一人ひとりは小さいけれど/事実の断片を積み重ねていく/心に残る表現を探して/地域のよりどころになる報道を/ 「ローカルの視点」を海外からも/自分たちの未来をどうつくるか
   エピローグ わたしはあなただったかもしれない
   参考文献・資料
   番組名・番組制作スタッフ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

4
【ココロの琴線に触れたコトバ】また、映像は正直です。取材を受ける人と取材をする人との「関係性」や「距離感」もそのまま映し出します。2014/12/21

のん@絵本童話専門

1
テレビドキュメンタリーを制作する作者の今までの取材、そして取材の中で大切にしてきたことが語られている。取材するだけでは何の役に立てていないことを悩んできたこともあったそう。映像の力を信じ、厳しさと何度も直面してきた作者。大事にしてきたのはローカルな視点、〇〇さんの情報ならと思われる信頼性。第三章で書いていたけれど、加害者であることを忘れて戦争を語り継いではならないと私も思う。この個所があることで私はこの方がとても誠実で信頼できる記者さんだと感じた。中学〜2024/11/24

takao

1
ふむ2021/01/17

0
言いたいことは分かる。ただ非常に、本当にさらっとしか伝わってこない。もっと純粋な、それこそ対象年齢のような心持ちで読むべきか。2013/04/19

ハメ・ドゥースト

0
★★★「今」ととことん付き合うことで、「これから」をつくる。そんなこだわりをもった大人でありたい。2012/11/01

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