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内容説明
日常に潜む現代社会のひずみをていねいにすくい取り,数々のTVドキュメンタリーで問題提起をしてきた著者.報道記者として,夜の町,事故現場,かつての戦場や産科病棟等で見たもの,聞いたものを通し,今,社会で何がおき,私たちの暮らしとどう関わっているかを熱く語る.同時に,いかに生きるかを考えさせられる一冊.
目次
目 次
プロローグ 一人前の記者になりたい!
1章 わたしの隣に
フィリピーナ・マリーサとの出会い/人として見る/娘は母親のような人生を送る/ニッポンの「制度」と「意思」のはざまで/強制送還と引き換えに/ 「時代」をうつす鏡
2章 大人の説明
六歳の子どもにもわかる報道を/加害者は誰なのか/苛烈な競争現場で/トラック運送の規制緩和/数字ではなく、一人ひとりの命の重みをわかってほしい/交通事故じゃない、交通事件だ/大人の責任を果たすということ
3章 なぜ戦争体験を語り継ぐのだろう?
祖父の戦争と孫の思い/戦地からの手紙/郵便隊の仕事/死守命令/戦争って何だろう
4章 SOS! 人が足りない!?
消えた産声/先が見えない/絶滅危惧種/医師の逮捕/幸せを支える仕事/命の重み
5章 報道記者として何を伝えるか
映像は大きな可能性を持っている/一人ひとりは小さいけれど/事実の断片を積み重ねていく/心に残る表現を探して/地域のよりどころになる報道を/ 「ローカルの視点」を海外からも/自分たちの未来をどうつくるか
エピローグ わたしはあなただったかもしれない
参考文献・資料
番組名・番組制作スタッフ
感想・レビュー
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愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
のん@絵本童話専門
takao
青
ハメ・ドゥースト