みんなを幸せにする資本主義―公益資本主義のすすめ

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みんなを幸せにする資本主義―公益資本主義のすすめ

  • 著者名:大久保秀夫【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2016/02発売)
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  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492396285

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内容説明

米国型株主重視経営は企業や社会をダメにする! いまこそ経営者が真剣に考えるべき国民を幸福にする「公益資本主義」について提言する。

最近の世の中を見てみると、どうもそういった本来の存在意義が薄れ、どれだけ最終利益を上げることができたか、どれだけ株価を上げることができたか、そんなことだけが企業価値であるという風潮が高まっており、強く危惧の念を抱いております。日本では古来より、数々の素晴らしい教えが伝えられてきました。自分も相手も満足し、そして社会全体にとっても貢献できるのが良い商売であるという「三方良し」の精神。あるいは、不正なやり方はせず、一所懸命、額に汗して働く「浮利を追わず」の精神。そして、上手くいっていても、時には一歩踏み留まって、振り返る謙虚さ、「足るを知る」という精神。こうした精神をしっかりと持ち会社を運営していくことこそが、私は企業の本来のあるべき姿ではないかと考え、今回この書籍を出版する決意をさせていただいた次第です。(「まえがき」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

9
株主のための利益追求だけを求める市場主義的な資本主義、金融資本主義では、格差が広がるばかりで、全体が幸せにならない。社員を大切にし、社会を大切にする公益資本主義を進めるべき、という主張。著者は、この考えで、アライアンス・フォーラム財団法人代表理事の原丈人氏と意気投合し、一般社団法人公益資本主義推進協議会を設立し、代表理事を務めている。2016/10/15

かみかみ

1
株主優遇に偏重した欧米的な金融資本主義も、中国の強権的な国家資本主義も経済格差を生む点で共通している。本書が第三の軸として訴える公益資本主義は、まず社員やその家族、そして顧客や地域へと波及的に利益を還元するもの。2020/04/30

atsuto.

1
株主資本主義や金融資本主義ではなく、公益資本主義。 目先の金銭利益を目的としない考え方。 個人や会社、国の利益ではなく、地球規模の利益。 これからの世界には必要だと思う。 やはり、それには行政の力だけでは難しい。主は民間企業であるべきだと思う。 企業の目的はなんなのか。 そこがないと公益っていう考え方にはたどり着かないと思う。 1つ気になったのは、教育の仕方。公益資本主義を洗脳する教育みたいに感じた。あくまで、どの考え方で生きる、働くかは一人ひとりが決めること。閉じてしまうのは危険。2016/11/14

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