内容説明
宿命の再会、ふたたび燃える情熱――そして冷酷な億万長者は我が子と対面した。
ある晩、夜道で目にした人影に、イザベラは愕然とした。漆黒の闇から現れた、銀色の瞳の悪魔――あなたは、リチャード!8年前、イザベラを誘惑しもてあそんで、無惨に捨てた男性だ。想いは封印したはずなのに、彼の瞳に射貫かれると、もう抵抗できない。イザベラは摩天楼のペントハウスで彼に組み敷かれ、激しい愛に溺れた。ところが、その直後、彼は非情にも言い放った。「今すぐアメリカから出ていってくれ。これは過去の関係の清算だ」そんな、いったいどうして……? 混乱したイザベラはその場を逃げ出す。しかし翌日、仕事を終え帰宅すると、そこにはリチャードがいた。彼との別れののち、ひそかに産み育ててきた息子の隣に……。
■ついに完結! O・ゲイツの4部作〈黒い城の億万長者〉最終話です。思いがけない再会に驚き不安を隠せないイザベラを尻目に、彼女の家族にまで忍び寄るリチャード。冷徹無比の彼が我が子の存在を知ったとき、彼の心に宿るのは愛? それとも……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
この作者の4部作の最後らしい。前作までを読んでいないので、H&Hの行動や過去が大袈裟すぎて出だしから疲れる展開だった。ヒーローの異常とも思える妹への密かな監視と、ロマンスではお互いに裏切られた騙されたと恨み節から始まり、肉欲に次ぐ肉欲で内容はそれだけって感じ。ヒーローが騙していたことを明かさず、既婚者だったヒロインに逃げようと持ち掛けても上手くはいっていなかっただろうし、その時の気分で関わったり別れようとしたり、身勝手としか思えない行動を繰り返すあたり、ヒロインがよくすんなり許せたなぁとある意味感心した。2023/03/07
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