内容説明
ジンオウガ亜種の狩猟から五年。サラクとフレアはついにG級まで登りつめていた。キャラバンも順調に業績を伸ばし、ハンターとして順調な日々を送っている。そんなある日、サラク達は破壊され、火の手が上がる倉庫群を目撃する。倉庫群は巨大なモンスターに襲撃され、保管されていた火薬が根こそぎ奪われたのだという。各地で同様の被害が広がる中、彼らはドンドルマでこの謎のモンスターを迎え撃つ決意を固めるのだった――。伝説を巡る冒険譚シリーズ完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
街へ迫る超巨大な古龍を迎撃する最終巻。―――戦え、強大な力を持つ敵と。今回は伝統とも言える古龍との戦いでありこれまでに登場した人物や伝説のチームが勢ぞろいし全員の力を合わせて古龍を撃退する話となっている。そして怪獣映画よろしく街が派手に破壊される中での戦いであり、これまでの古龍との戦いとは一味違った戦いと言えるのではないだろうか。・・・古龍って小説だと撃退が基本なのかしら。討伐しているのを見たことないが。そして祝いの席で結ばれるのは・・・。唐突なゴールだった気もするがこの二人なら仕方ないか。 2016/03/01