ファミ通文庫<br> ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の“人間嫌い”

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ファミ通文庫
ダンジョン・サーベイヤー 遺跡の街の“人間嫌い”

  • ISBN:9784047309753

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内容説明

太古の魔導文明が眠る遺跡の街【キーンホルツ】。そこへ向かっていたニコルは、山賊に襲われていたところを赤毛の少年に救われる。しかもその少年クローはトップクラスと名高い調査隊“人間嫌い【ミザントロープ】”を率いる凄腕の“調査鑑定士【サーベイヤー】”で、ニコルは埋文局の命により、彼のチームにその身を預けることに! 個性的な三人の少女に続く仲間を求めていたクローは、ニコルの力を試すべく“キーンホルツの闇”へ挑む――! 広大な迷宮都市を舞台に贈るダンジョンクロールファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
遺跡の街キーンホルツ。そこに向かう途上で山賊に襲われていたところを赤毛の少年・クローに救われたニコルが、彼が率いるチームに調査鑑定士の一員として預けられる物語。実力は確かながらも曲者揃いのメンバーで構成されるチームにあって、どうにも冴えない上に細かいことで大騒ぎするニコルは浮いた存在でしたけど、いかにも何かありそうな複雑な事情を抱える街を巡る陰謀に巻き込まれ、解決に向けメンバーたちも動き出す緊迫感のある展開の中、彼の言動がいいアクセントになっていました。ようやく仲間に認めてもらえた(?)今後の展開に期待。2016/02/26

真白優樹

12
古代の遺跡が多く存在する町で獣人の少年が傲岸不遜な少年に出会い始まる物語。―――そのチームは曲者揃いの一番星。このチーム、本当にニコルが色々足手まといというか役立たずというか。まあ全員何だかんだ弄り倒しながらもきちんと見てるようなのでそこは心配ないのだろうか。物語としては大まじめな変化球といった印象であり全員どこか癖が一つ以上ありそんなキャラ達が遺跡の街を舞台に暴れ回っている。・・・このチーム、どんな方向に変わるのか。ニコルは早く強くならんと余計なトラブルとかまで呼び込みそうだが。 次巻も楽しみである。2016/03/01

HANA

6
ダンジョンもの。キャラクターも多く正直全てのキャラクターが把握出来なかった感じはあるけれど結構展開が良く楽しかった。これからの話の展開がどうなっていくか楽しみなところではあるけれど、同チーム内の関係がどうなっていくかも楽しみにしつつ次巻も期待。2016/06/21

オオトリちゃん

6
さすが息の長い作家だけあって危うい感じはない。その代わり、榊何十郎さんと同じで無難の極みとでも言おうか、特別冒険という冒険もない。ベテランのお茶の子さいさい感が滲み出ている。キャラクター同士の会話はそれなりに小気味良いものだったし、シリーズとしてなかなかのスタートを切ったとは思う。うまく軌道に乗ってそこそこの人気を得て、まあまあ納得のいくラストを迎えるだろう。よかよか、凄いことじゃないか。それが出来る作家が今どれだけいるというのだ。そうだな、冒険がないとか無難とか贅沢もいいところだ。気長に続きを待とうか。2016/03/09

火烏

6
実はアラフォーだろう、主人公。剣舞より楽しそう2016/03/01

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