内容説明
大量虐殺や人体実験などの事実から、「史上最悪」「極悪集団」などといわれてきたナチス。
だがその記録を検証すると、彼らは暴力的な方法だけで民衆を取り込んだわけではないことがわかる。
ヒトラーによる派手な演説、一般庶民に優しい政策、お祭りのような党大会やオリンピックの開催、他国の首脳にしかけた心理戦、自分たちで作ったラジオやテレビを駆使した大々的な宣伝――
既存の歴史書ではけして語られないあらゆる分野から、ナチスの陰謀を暴いていく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
majiro
4
これもやはり、飲んだ帰りにコンビニに寄るとつい買ってしまうシリーズ・・・。広く浅い入門編。でも、広く浅い知識にも乏しいため、まあそれなりに楽しんで読めた。ナチスについては、ヒトラーが生き残って地下帝国を作ってUFO飛ばしてる説とかいろいろあったけれど、そんなのを集めてみても面白いかもしれない! 2014/03/27
Asaya
3
興味深い内容だった。ユダヤ人ホロコーストのように人道的でないイメージが強いが、その反面人心を掌握するためにきめ細やかな国民への配慮をしていたのは驚きだ。女性・子供・教育・福祉、荒廃した家族の更生、中小企業の保護、天下りの禁止など現在の政治も見習うべき点は多々ある。さらに抜群の科学力と軍事力、そしてヒトラーのカリスマ性とリーダーシップ。ドイツ国民が熱狂し、ナチスが世界に闘いを挑んだのも仕方ない。しかしやはり間違っていた。混沌とした現在、再びヒトラーのような天才と狂気を併せ持った指導者が現れないことを願う。2013/03/09
bora618
2
コンビニ本。ページの半分は写真。歴史を知らなさすぎる自分にとっては気楽に読めて楽しかった。2015/12/27
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