内容説明
暴走族、お笑い芸人、水商売、サラリーマンetc. 白い雲のように風に流されていく男・森脇和成。絶頂期からの芸能界引退、はじめてのサラリーマン生活、復帰の真相。そしてこれからの未来への本音を語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
62
元・猿岩石、森脇和成の自伝。先日、猿岩石ブレイク時に出た、地元広島県で取材した本を読んだ。それと食い違う部分も多少。仕方ないとは思う。人生のあらゆる場面で他人や漫画からの影響で流されてきた人だとわかる。そういう人だから有吉弘行は毎月60万もの給料を貰っていた森脇を誘ったのかも知れない。そう考えると有吉はやはりちょっと残酷な人かも知れない。乗せられ易い森脇の人間性を見つめていたのだ。猿岩石のユーラシア横断は半年程の出来事だった事に今更驚く。案外短い。横断中も活躍中も、二人は殆ど話し合っていない事にも驚く。2016/05/29