GA文庫 セイクリッド・クロニクル３

著者名：御子神零【著】/ＫｅＧ【イラストレーター】

ＳＢクリエイティブ（2016/02発売）

• ISBN：9784797386455

内容説明

ついに特務部隊“六大凶殺”が全員登場！？　さらにマリアや六大凶殺をも凌駕する、強すぎる武人・剣帝＜ハイペリオン＞も参戦！！

「選んでレキ。私と共に永遠を生きるのか、それとも戦う道を選ぶのか」
闇に目覚め、瘴魔に堕ちたオディールがレキを求めて牙を剥く。
「投降しろ、オディール。このままでは、君は確実に殺されてしまう」
レキはオディールを救おうと奔走するが、討伐に動き出した最強の称士《剣帝》ジョセフが、瘴魔を追い詰める。
「お許しください、お爺様！！」
マリアはジョセフを止めるため、六大凶殺と共に戦いを挑むが……。
その頃、士官学校の演習中だったレキ達は、覚醒した瘴魔に呼び寄せられ、王都に爆進する魔獣の大軍と遭遇。
王都を護るために、決死の塹壕戦を仕掛ける――

最強ヒロイン達と紡ぐファンタジー英雄譚、疾風怒濤の第３弾！！　恋と武の道を突き進むレキの活躍に御期待ください！

※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

闇に目覚め瘴魔に堕ちたオディールがレキを求めて牙を剥く。あくまでオディールを救おうと奔走するレキに対し、瘴魔討伐に《剣帝》ジョセフが動き出す第三弾。今回で登場人物たちの繋がりや背景もいろいろ明らかになっていきますが、相変わらずレキに対してメロメロな戦乙女とそれに真摯に向き合うレキがどこまで行くのかと思えば、オーディルを巡ってジョセフと真っ向勝負もあっていい感じにメリハリが効いてました。みんなレキ大好きな六大凶殺たちとのフラグが次々に明らかになる一方で、勘違いして自ら外堀を埋めに行く二人の今後が楽しみです。

2016/02/12

[ナカショー]

本筋はマリア一筋だけど、六大凶殺の面々と着実にハーレムを形成しつつある第3巻。今回はオディール回。オディールにあんな過去があるならそりゃ惚れるわな。何はともあれ次巻も楽しみです。

2016/05/06

[真白優樹]

闇に堕ちた仲間を救うべく奔走する今巻。なるほど、オディールとはこんな経緯があったのか。そりゃ惚れこむな。サーシャやヴェロニカとは何があったのだろうか。そんな中今回は仲間を救うべく最強の存在と剣を交え襲い来る魔物達と仲間達と力を合わせ戦い、レキは新たなる一歩を踏み出し英雄の座へと昇り詰める。・・・マリアとの恋愛は反対されない立場にはなったがこういう場合、よく思わない輩の横槍というのは定石である事だしどうなるのか。まずは最後の仲間の口説き落としであるが。二人の恋愛はどこへ向かうのか。 次巻も楽しみである。

2016/02/16

[キリル]

レキとマリアのポンコツ度だけでなく、六大凶殺も含めてさらにイチャラブ成分が増加していました。今回はオディール回でしたが、悪いお姉さんぶっても所々で素が出てしまったりするのが抜けててかわいかったです。シリアス面では、前回の同様な事例では多くの犠牲が出るほどの大激戦でしたが、今回は結構簡単に解決したのはちょっと意外でした。もっと持たせてもよかったのになぁと思います。レキが新興宗教の教祖様状態に……　一組が向かう方向性が気になります。二つ名を聞いて懐かしいシリーズを思い出しました。

2017/01/29

[ツバサ]

レキが鈍感でたらしだけど男前だから許されるのか。各ヒロインを攻略して、なおかつ正妻のマリアとはいちゃいちゃしまくるとは…… あと、今回のレキ対ジェノスは熱かったな。

2016/03/08