角川書店単行本<br> ノベルダムと本の虫

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角川書店単行本
ノベルダムと本の虫

  • 著者名:天川栄人【著者】/スオウ【イラスト】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • KADOKAWA(2016/02発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041037034

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内容説明

「物語の王国へおいでなさい、アミル」本好きな少女・アミルが招かれたのは、『物語機関(ノベルエンジン)』という独自の技術を使って本を独占し、長い戦争の中で中立を保つイストリヤ王国――通称『物語の王国(ノベルダム)』。遅刻魔の上司・ディレイや個性的な同僚とともに王立図書館司書『本の虫』として働き始めるアミルだが、広大な図書館には未完の傑作『五國物語』の謎が隠されていて……!? 
物語を愛するすべての人へ贈る、異世界ビブリオファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつぞー

32
物語自身を動力とするノベルエンジン、巨大な図書館と本の虫という司書達…。この設定がとてもステキ。 物語自体を力としたのを示すために、剣などの形に文字組みされているのも凝ってます(ちょっと読みにくいけどね) この凝った設定を描くのもどうしてもページ数を使ってしまいます。 説明が多いというより、どうせならもっと濃厚に世界を物語を描いても良かったのにとも思います。 ビーンズ文庫の投稿作だからか、あっさりと読みやすい方向なのかな。 いろいろ好みではありました。2016/03/29

深青

21
これは……本好きにはたまらない世界観だなと思う。私もこんな図書館で働いてみたいわーーー!!!と思わず興奮してしまいした。本の作り方も工夫がしてあって、目にも楽しい1冊でした。お話の方も私は好きで楽しませてもらいました。続きが出たら読みたいなぁ……2016/08/05

緋莢

19
本が大好きな少女・アミル。父親から貰った本『五國物語』を大事にするアミルの元にある日、イストリヤ王国の国王兼王立図書館館長が現れる。館長に誘われ、イストリヤの王立図書館で「本の虫」として働く事になったアミル。イストリヤは「物語の王国(ノベルダム)」と呼ばれ、「物語機関(ノベルエンジン)」という独自の技術を持っていて・・・2016/09/08

ASnowyHeron

19
ストーリーは面白かった。舞台も『ハリー・ポッター』のように、想像上の世界観があり、心惹かれるものがあった。文章がスッと入ってこない感もあるが、新人作家さんということで、今後の作品が楽しみだ。2016/04/23

Machida Hiroshi

13
本書は、戦争する大陸から離れて、永世中立国として独占的に図書を管理するイストリヤ王国では、図書の言葉をエネルギーに変える技術があり、王立図書館を「本の虫」と呼ばれる司書たちが守っているという設定のファンタジー小説です。テーマは、完結してないファンタジー小説「五國物語」を巡る図書館内の陰謀に巻き込まれた新人「本の虫」アミルの成長物語です。アミルの父親の正体は分かりやすいのですが、上司の正体はちょっと意外でした。児童文学っぽい文体と、ライトノベルっぽいイラストがちょっと小恥ずかしいですが、内容は楽しめました。2016/12/20

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