内容説明
己をライバルとするリハビリ、食いしん坊遍歴、心を読ませない打撃術、オリンピックにかける思いなど、ミスターG・長嶋茂雄の今の声を伝えます。「セコム おとなの安心倶楽部」連載「月刊長嶋茂雄」待望の書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
清作
12
現役時代は「天才」監督時代は「感ピューター野球」と言われ、野村克也さんの対極的な人というイメージの長嶋さんだが、実際は論理的であり、自分の中にしっかりとした哲学があることがよくわかる。80歳になってもいつか始球式で投げたいと願い、ハードなリハビリを続ける長嶋さんは実に若々しく、20代の自分の方が遥かに老いぼれているように思う。私も何かに情熱の炎を燃やすような生き方をしたいと強く思った。2016/08/21
よしひろ
9
カリスマ性が違う。日本の良き日々が長嶋さんとともにあった気さえした。「魂は炎で肉体は薪」という言葉が印象に残った。2016/04/24
anken99
5
いやあ、最高!長嶋さんがセコムのサイトに連載しているコラムをまとめたものだという。長嶋イズム満載。ほんと、前向きになれます。それとあえていいたいのが、掲載されている写真のすばらしさ!躍動感あふれる、とはこのことか。一枚一枚、見入ってしまうこと必至。長嶋さんの全力プレーに、心底震えます。というか、何をやっても絵になるな~。当然ながら、MY殿堂入り決定。2019/12/05
Humbaba
2
苦しいトレーニングであっても、その先にあるものが見えているからこそ続けることが出来る。特に、若かりし頃に野球選手として最大限のトレーニングを行ってきていれば、年老いてからであっても厳しいトレーニングに対応が可能となる。他の誰かが可燃に同じことをしようとしても無理だろうが、その志だけは真似ることが出来る。2016/04/07
鈍足君
1
ONをリアルに見ながら(と言ってもテレビを通してですが)成長した世代です。幸せな時代に生まれました。本書は、2010年から15年まで、セコムのウェブサイトに掲載したミスターのインタビュー記事をまとめたものです。野球ばかりではなく、スポーツ全般に対するミスターの貢献は計り知れないものがあります。病に負けない前向きな生き方は、尊敬です。お体を大切にし、いつまでもお元気で。2016/10/04