内容説明
料理好きの高校生ハヤトは、異世界を救うためクラスごと召喚される。クラスメートが勇者や騎士など戦闘に適した職業を持っているなか、ハヤトの適職は“料理人”だった。クラスメート・ユミと異世界で食堂を始め、商売も軌道に乗ってきたハヤトだったが――。のちに異世界を料理で救うことになる少年の物語が幕を開ける!「小説家になろう」発、異世界料理ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
11
魔王と戦う救世主としてクラスごと召喚された主人公には料理の才能しか与えられていなくて……と。良くある展開ではありますが、店を開業するまで、王様との会食で料理長と喧嘩する、大会が始まるなど多彩な展開で楽しめました。惚れてるヒロインがアピールしてきても料理を優先したり、食堂なのに怪我人出しまくるなど料理馬鹿ぷりを発揮する主人公もいい味だしてました。2016/01/01
織田麻里
9
魔王を倒すためにクラス全員が異世界に召喚されたものの、主人公には戦闘の適性は無く、料理人の適性があった。魔王との戦闘とは別に料理バトルで世界を救うというミッションがあるみたいなで、主人公はこちらの戦いに巻き込まれて行きそうである。しかし、細かなエピソードはよいが、物語が全くと言っていい程進んでいないので、物足らなかったです。2016/05/04
外道皇帝
6
料理ものが好きで読んでみたが、特筆すべきポイントが一つもない。料理の描写も平凡。主人公の周りに好意を持った女性が集まっくるのも異世界モノのテンプレ通り。何か一つくらいは特徴が欲しいところ。2016/02/25
takave
6
料理ラノベじゃなくて料理バカラノベ。異世界召喚されてすぐは真面目に料理の修行をするけど、店が軌道に乗ってきた辺りから謙虚な気持ちにさよならバイバイ。おおハヤトよ、働いてくれる人にブラックな気持ちをさせたくないと言ったお前はどこにいってしまったのだ。そして裏料理ギルドに対抗するために中華一番じみた料理バトルが始まるのであった。2016/01/12
マインドキャップ
6
読了!全くの予備知識なしに衝動買いした作品だったのですが、かなり楽しめました!自分の中の鉄板作品である『異世界料理道』をライトにした感じの作品でしたね。もしかしたら、異世界転生(召喚)料理モノというジャンルはハズレなしの鉄板ジャンルなんじゃないかと勘違いしてしまう程にこの手の作品は面白いです!いろいろ他の同系統の作品を探しつつ次巻を楽しみに待ちます!2015/12/29
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