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内容説明
トビイルツさん作・絵の「しまうまシリーズ」第4弾! 今回は、動物たちが先生で、人間の子どもたち&しまうまの子どもが生徒の学校という設定の『どうぶつがっこう』です。動物学者でもあるライオンの校長先生が入学式で言います。「動物学校は自分を研究する場所です。自分の好きなこと、得意なこと、面白いことを、どんどん発見しましょう!」と。しまうまの子どもの担任はパンダの先生。ほかに授業を担当するのは、おなかのポケットに質問がいっぱい入っているカンガルー先生。森に出かけ、どんぐりの「なかまさがし」の問題を出したのはりすの先生。給食の時間も、自分に合った食事の「研究」の時間です。それから、体育の先生はてながざる。しまうまの子どもは「ボール投げ」が苦手なので、ゆううつです。ふとしたことで仲間はずれになり、けがをしたしまうまの子ども。保健室には犬の先生がいてつらいしまうまの子どもの心の声を聞きとってくれました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
45
『どうぶつびょういん』に続き、こちらも低学年さんにおすすめな1冊。客観的に自分を見つめ、知ることって意外と難しいし、知れば知るほど矛盾に気づきどんどん深みにはまってしまう。“どうぶつがっこう”は、楽しく自分を研究するための学校。動物たちが先生となり、心と体を大いに使って観察と実験を繰り返し、自分を発見することを生徒である子どもたちに教えてくれる。そっか、自分らしさに気づくことは、他者を認めることにも繋がるよね。自己肯定感を高める良書だし、心に留めておきたいフレーズが随所に溢れてます!2021/08/08
mug
43
「どうぶつがっこう」は、先生は動物、生徒は人間の子どもたち+しまうまくん。テーマは『こころのことば』。心が傷付き、体も傷付いてしまったしまうまくんが向かったのは保健室。「『こころのことば』が聞こえれば、あいての こころも よく分かるものじゃ」そう犬の先生に言われたしまうまくんは…。 これがきっかけで「どうぶつびょういん」のしまうま先生が誕生したのかな?と想像が膨らんだ。2021/03/02
たまきら
25
読み友さんの感想を読んでいたら娘さんがリクエスト。借りたとたんに夢中になり、「ふう、おもしろかった~!」今日は学力テストだったんですが、国語のテストがとても楽しかったそうです。帰宅しても本だもんね…。2021/06/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
表紙のシマウマを見て、「おじいちゃん(シマウマ)がランドセル背負ってる?」と思ってしまいました。「どうぶつがっこう」は動物たちが先生、人間の子どもたちが生徒の学校。動物の生徒はしまうまの子どもだけ。自分を研究する場所で、色々な自分を発見していきます。自分の得意なこと、不得意なこと、好きなこと嫌いなこと、自分自身を見つめて成長していくステキな学校です。2021/06/01
遠い日
13
動物学校は動物たちが先生で、人間の子どもたちが生徒。自分を研究する学校の授業は、心の眼で自分も他人も観察したり、心のことばを見たり聞いたり……。ゆっくりとじっくりと取り組む。自分が見えれば、他人も見える。違うけど、同じ。心地いい勉強が、心と世界を拓いてくれる。2014/12/19
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