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内容説明
せっかく採用した新人を、一流に育てない手はありません。優秀な新人ほど、「この会社では成長できない」と思ったら他社へと逃げていきます。会社の命運は、新人を一流に育てられるか否かにかかっています。ところが現実は、OJTという名の「放置」。そして、「やっぱり今どきの新人は……」という偏見。それでは会社の成長は見込めません。今どきの新人は、彼らの上司や先輩とは違う傾向を持っていますが、優秀であることに変わりはありません。その傾向を知って躾ければ、立派に育っていくのです。新人育成は、上司や先輩にとっても重要なことです。新人育成のできる人こそがキャリアを築いていけます。本書では、有名企業各社で研修を手がける人材育成のプロが、やる気があり、実際にやりさえすれば、誰にでもできる新人育成法を実践的に解説しています。できるか、できないか、ではありません。やるか、やらないか、です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sato1219
1
前著「Yes, Boss!のすすめ」が新入社員向けに書かれているのに対し、本作は、その育成担当者を読者として想定している。新人教育の最も大きな目標を「試合に出続けてもらうこと」と定め、そのためには「主体性の発揮」「相手ありきの発想」「自己責任の捉え方」「ありがとうの精神」の4つの原則が大切と説く。昭和時代の上司が語ったようなアナクロニズムにも聞こえる。しかし、そもそも若者は昔と何ら変わらず、劣化が生じたとすればむしろ組織や管理者の側かもしれないことに思い当たれば、これらの原則が今でも有効と気づくだろう。2014/02/23