わたぼうし翔んだ―奈保子の闘病スケッチ (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835458199
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0070

出版社内容情報

ファンの熱い想いが、ついに結実!
1980年代に、アイドル~シンガーソングライターとして活躍した河合奈保子さん。
1981年におきたステージからの転落事故による入院、療養生活中に綴った心の記録『わたぼうし翔んだ』。
復刊リクエストに多数寄せられた熱い投票(累計288票/2021年6月10日時点)から、2021年夏、新装版として復刊が決定!

可愛らしさと美しさ、歌唱力の高さ、飾らずに優しく気さくで誠実であり続けた河合奈保子さん。

そのデビューから1年余りの1981年10月5日。
18歳のこの日に起きた、リハーサル中のステージからの転落事故により、歌手活動の一時停止を余儀なくされました。

その後、1983年5月に出版された『わたぼうし翔んだ』には、約2ヵ月にも及んだ入院・療養生活中の出来事、仕事への迷い、葛藤や心の動き、10代女性としての思想や感情までもが、ご自身の手による瑞々しい筆致で綴られています。

タイトルにもある「わたぼうし」の由来は、転落事故により病院のベッドで寝たきりになった時に思い出した、中学時代に観た「わたぼうしコンサート」。
もちろん、本書の中にも、このコンサートの様子が細やかに書きとめられています。

転落事故後の心境、療養期間に振り返ったデビューからの出来事、ファンの方への思い、復帰作でもある第7弾シングル「ラブレター」の思い出、コルセットをつけたまま敢行した復帰コンサート… などが綴られた本書は、河合奈保子さんの「歌」への熱い思い、「歌」に対する意識の高まりなどとともに、その後も多数生まれていった「名曲」へとつながっていく重要なポイントにもなっているといえるでしょう。

今回の新装版復刊にあたって、当時の通称・俗称や文体なども可能な限りそのまま掲載し、執筆当時のリアルな本人の言葉や心情がそのまま伝わるようつとめました。また、旧版発行時の装丁にも用いられた、河合奈保子さんの実妹さんが描いたカバーイラスト、本文カットなどもきれいに修復して新たな装丁に用います。
旧版の雰囲気を残しつつも手に取りやすく、読みやすい仕様でお届けします。

当時のファンからの未だ衰えることのない人気はもちろんのこと、YouTube世代の昭和歌謡ファンの間でも再び注目度が上がっている河合奈保子さん。
“アイドル”から“アーティスト”へと、類い稀な変容を遂げたその人となりを知るには、最適な一冊です。

38年の時を経てよみがえる本書を、ぜひこの機会にお手に取ってお楽しみください。

内容説明

1981年10月5日。18歳の時に起きた、リハーサル中のステージからの転落事故。2ヵ月間にも及んだ入院、療養生活中の出来事、仕事への迷い、葛藤や心の動き。10代女性の思想や感情が、本人による瑞々しい筆致で綴られた魂の記録!

目次

第1章 突然のできごと(救急車の中で;私、死んじゃうの? ほか)
第2章 ギブスベッドの中で(やつれちゃったネ;お清拭です ほか)
第3章 思い出にくるまって(モシモシ;ナホコとナオコ ほか)
第4章 やっと歩けた(ペンギン娘;ゲンキとホヨヨ ほか)
第5章 健康っていいな(お鍋がフツフツ;心からのありがとう ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうか

1
奈保子ちゃんがもっと好きになった2021/10/31

二瓶くん

0
第一腰椎圧迫骨折と診断されて急遽芸能活動をストップした彼女が、芸能活動に復活し、元気になるまでを描いた、当時の彼女の日記をまとめたもの。 読む側に大きな元気を与える一冊でありながら、歌手で一人の女の子としての彼女の強かなまでの純真さが現れている。自分の自然な状態を受け入れ、多くのファンを含む世間に対して、謙虚かつ、真面目に向き合った奈保子さんの像に心を掴まれる。「意地を張っていないか、些細なことを恥ずかしがって何かを誤魔化していないか」そういう思いになり、純真、正直であることについて考えさせられる一冊。2023/11/26

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