鬼丸大将 手塚治虫文庫全集

著者名：手塚治虫【著】

講談社（2016/02発売）

• ISBN：9784063738414

内容説明

青い目、赤い髪、毛むくじゃらの巨体……。日本人から見て「異質」の存在だった鬼丸（おにまる）一家は、異邦人というだけで迫害され、「鬼」と恐れられていた。功名にはやる藤原良範（ふじわらのよしのり）は、鬼退治と称して鬼丸の両親を殺害する。その後、投獄された鬼丸は、獄中の責め苦に耐え抜き、平将門（たいらのまさかど）とともに理想の国をつくるべく、東へ向かう。それを反乱とみなした政府は、大軍を繰り出して制圧に向かうのだった。　＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞手塚治虫漫画全集MT174～175『鬼丸大将』第1～2巻収録　＜初出掲載＞『鬼丸大将』1969年1月1日号～6月29日号　少年キング連載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふろんた2.0]

★★★

2019/08/25

[ホームズ]

初めて読みましたが面白かった（笑）平将門や渡辺綱など登場して楽しめました（笑）

2011/08/15

[アーチャー]

手塚治虫氏には戦国時代を扱った作品も多いが、その時代背景の影響からか、主要登場人物と思われるキャラクターの死亡率がかなり高い。「鬼丸大将」もその系統の作品のため、豪快な主人公の生き方の面白さよりも、どこか血生臭い空気と寂しさが作品全体に感じられた。

2011/10/12