踊り子と将棋指し

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader

踊り子と将棋指し

  • 著者名:坂上琴【著】
  • 価格 ¥1,353(本体¥1,230)
  • 講談社(2016/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062198790

ファイル: /

内容説明

ある朝、横須賀の公園で目覚めた男は、呑み過ぎたせいか自分の名前すら思い出せない。聖良という女性が現れ、男は「三ちゃん」と呼ばれる。三ちゃんがどうやらアルコール依存症らしいとわかり、聖良の部屋に住まわせてもらうことに。聖良の本名は依子で、現役のストリッパー。しばらくして依子に大阪での仕事が入り、三ちゃんも同行。無難にマネージャー役をこなしていたが、大金が動く将棋の真剣勝負に巻き込まれてしまい……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

そうたそ

46
★★★★☆ ある朝呑み過ぎたせいか記憶を失ったまま倒れていた男はストリッパーの女性に拾われる。「三ちゃん」と名付けられ、彼女と同居することになり、やがてマネージャーとして仕事に同行することになるのだが――。特に派手な展開もなく、内容もどこか昭和臭さを感じさせるものなのだが、非常に面白い。作者自身がアルコール依存症の経験があるせいか、その辺りの描き方はリアルだし、ストリップ・将棋関連への造詣も深いのかしっかりと描かれている。デビュー作故、荒削りではあるものの、今後に十分期待できる内容なのではないか。2016/06/13

かんらんしゃ🎡

38
アル中で記憶喪失の将棋指し。自分が何者か分からないままストリッパーのマネージャーとして同道する話。文章は飾りっ気がなくて人物描写には少し不満が残る。著者自身、依存症の経験がある人で、その苦悩をもっともっと乗っけて欲しかったな。多分そこがこの本の読みどころだと思うんだが。比してステージ上の踊りは念入りでこりゃ相当通わなきゃ書けんなあ。こんな取材なら同道したいぜ。2024/06/22

コジ

32
★★★☆☆ 自身の名前すら思い出せない程のアルコール依存症の男が、奔放な踊り子(ストリッパー)の聖良に拾われて、彼女と共にドサ回している間に自分が棋士であることを思い出し再起を誓う物語。依存症の描写は著者の体験を反映し、将棋のへのリスペクトも感じられる。会話や場面転換のテンポがよく、読み始めるとなかなか止められなくなる不思議な中毒性がある。しかし、昭和の混沌とした匂いがし、良く言えば「大人向け」、ひねくれた言い方をすると「中年男性の願望」的な突拍子もない設定だけに好き嫌いが大きく別れるかもしれない。2018/02/06

Syo

31
う〜む。 え〜っと。 もっと早く将棋の話に なるのかと思ったけれど…。 ちょいと読むのが 止まってました。2020/01/23

R

31
題名の通りの男女が出てくる物語ですが、内容はアルコール依存症というテーマを包含した人情話でした。すらすらと読める面白さと楽しさがありながら、感想というと、なかなかしづらい雰囲気で、何がよかったとか、何かに感動したということよりは、描かれている内容、アルコール依存症により苦難といえる生き方を強いられるという事実といってもいい様子が淡々と描かれていて、それに対してどう想うか、が重要かとも思いつつも、それを問いかけるほど強い調子でもない小説で、楽しみながら、どう自分で考えるべきか、悩んでしまった。2017/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10114271
  • ご注意事項

最近チェックした商品