角川文庫<br> 鉄槌!

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角川文庫
鉄槌!

  • 著者名:いしかわじゅん【著者】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041795040

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内容説明

降りしきる雪、迫りくる闇――。厳寒の山中でスキーバスに取り残された著者は、バス会社から何の謝罪も受けぬばかりか逆に訴えられるはめに……。実体のつかめない弁護士の仕事ぶりにいらだち、必要書類のいいかげんさにあきれ、あげくのはてには偽証人の出現に驚愕!裁判の不条理さや不可思議さを徹底的に綴った、法廷バトル・ノンフィクション。文庫版では、独自に事件の鍵を握る偽証人への突撃取材を敢行!今明かされる真実とは?!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

14
滋賀でスキーを楽しんだ帰り。トイレに行くと運転手に告げて、バスを降りた著者だったが、戻ると、既にバスは発車していた。降りしきる雪の夜、極寒の山中に取り残された著者たちは幸い、後から来たバスに乗り、乗っていたバスに追いつくが、運転手からはまともな謝罪の言葉はなかった。怒った著者が、雑誌の連載でその顛末を描いた所、バス会社から訴えられてしまい・・・2017/01/03

tu-ta

3
知り合いの櫻井光政弁護士のFBの紹介で読みたくなって、古本購入、一気読み。櫻井さんがそこで「弁護士には一読を勧めます」と書いていた意味がよくわかりました。ま、エンタテイメントとしても面白いです。 あとがきで高橋源一郎さんが宝島社に対して「便乗鉄槌」してるのも笑えました。2015/06/06

GAKU

1
途中で返却。2013/12/17

owawamure

1
『鉄槌!』いしかわじゅん。枡野浩一の書評小説に出てきたので、興味を持って読んでみた。関わりのある会社が実名で出ていてびっくりした。非難する当事者もすべて実名。こんな悪夢的な状況が訪れるのか……と驚いた。不合理である。石川さんや枡野さんには耐えられないだろうな、と素直に思う。すべて実名で超具体的なので非常に面白かった。2010/08/05

chitose511

0
弁護士の対応にものすごくもやもやしたのだけど同業者の弁護士さんがこの対応はあり得ないと批判しているのを見て納得。やっぱり。すっきりしない結果となったけど裁判って大体そんなものなんじゃないだろうか。高橋源一郎の後書きは最高だった。2016/02/29

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